アリストテレスの幸福論「ニコマコス倫理学(下)」 書評
<ニコマコス倫理学(下巻)の概要>幸福(エウダイモニア)に至るための知的なアレテーの解説含めた人柄のアレテーとの関係、そして社会的動物としての人間関係のあり方としての友愛(フィリア)と、人間の欲望を制御するための意志の持ち方をを踏まえたうえで「幸福とはどのような状態を指すのか?」を提示した著作。
<ニコマコス倫理学に関するコメント>下巻に至り、はじめてアリストテレスの著作を通読しましたが、講義録という性格上か、はたまた息子さんの二コマコスが講義録を編集した影響かは不明ですが