「死の国」熊野と巡礼の旅 関裕二著 書評
<概要>独自の歴史的視点から、伊勢から熊野、和歌山に至る紀伊半島の古代史を紐解く紀行文的著作。
<コメント>引き続き「熊野」関連の著作を読む。著者の関裕二先生については、先日NHK文化センターの講義「古代史を彩った三大豪族の謎 物部氏、蘇我氏、藤原氏の正体」でオンライン聴講。
彼の独自な古代史の視点は大変興味深く、他の著作も読みたいのですがまずは「熊野」。
本書は、展開の仕方が「アラ還オヤジ二人旅」みたいなスタイルになっているので、この辺りはあまり好みませんが、古代史や