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コラム「さ道」

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さとうみつのちょっとひねくれた視点から書かれたコラムをマガジンとして綴っています。さとうみつの「道」だから「さ道」。自分が考えたことや感じたことを600字程度に記しています。捉え…
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2023年1月の記事一覧

新しい服

新しい服

自分が50歳だなんて、とても信じられない。もう一度数え直してみたら、きっと一歳か二歳の数え間違いが見つかるのではないか…。ムダなチャレンジをしてみたい気持ちが沸々と湧く。ふぅー、でも、足掻くのも、ここまでにしよう。50代というまだ着慣れない服をどんなものにしていくのか、これから考えるんだ。

「五十にして天命を知る」と論語にある。自分が何のために生きているのか、その使命を知る。重たい言葉だ。率直に

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知命を迎えるにあたって

知命を迎えるにあたって

誕生日は、当たり前のことだが自分が生まれた日である。子どもの頃は「プレゼント」がもらえたり、ご馳走を食べることができたり、一年の中で最も楽しみな日だった。大人になった今でも、家族や友人に「おめでとう」と言葉をかけてもらえると、うれしい気持ちになる。

SNSの友だちの誕生日を通知してくれる機能を使って、普段、お目にかかれない方からもお祝いのメッセージやコメントをいただける。年賀状よりも、むしろこの

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『一年の計は元旦にあり』の意味は?

『一年の計は元旦にあり』の意味は?

年始に思い出すことわざと言えば『一年の計は元旦にあり』だろう。「1年の計画は元旦に立てるべき、1年の計画を立てるのに元旦は良い機会だ」という使われ方をする。しかし、この言葉の出典については知らなかったので、インターネットで調べてみた。

検索の結果、その由来は、中国の書籍「月令広義」(げつれいこうぎ)とする説と、日本の戦国武将・毛利元就の手紙とする説の二つあることがわかった。どちらも16世紀後半に

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年末年始休暇の終わりに

年末年始休暇の終わりに

年末年始の休暇も今日まで。6日間なんてあっという間だ。仕事納めの時から「きっと飛ぶように時間が過ぎる」と覚悟していた。だから、休暇中にやらなければならない事、やりたい事を書き出しておいた。友人と会う事、TOEIC試験の勉強、音声配信、実家への帰省などなど。その他、本を読んだり、映画を観たり、ゆっくりする時間も取ろうと目論んでいた。

テレビでは箱根駅伝の復路が放送されていた。母校はあと一歩のところ

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