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【WBC】1次ラウンドを終えて

WBC1次ラウンドを終えて、無事に準々決勝進出が決定。
侍ジャパンの活躍と快進撃を喜ぶとともに、心から称えたいと思う。
本記事はここまでの予選4試合を振り返り、日記を認める物である。

※本記事では、アウトラインをnote AIアシスタントに作ってもらってみた。(見出し1~4の文章はAIが生成したものである)
他にも書きたいことがあれば別途追記するが、大枠に関しては自分が言いたいことを表現してくれていると判断し、そのまま採用することにする。

1. 力と技術、そして日本のプライドが詰まったWBC。Amazon Prime Videoで観戦して、選手たちの本気を感じた。そして、驚くことに日本の選手たちはもちろん、海外の選手たちも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。

2006、2009年には優勝、2013年と2017年には3位入賞。

華々しい戦績ではあるものの、それだけ今大会の日本代表にかかるプレッシャーも大きい。
優勝を目指せる強さは間違いなく持っているし、3位入賞だと正直そんなに盛り上がらない。

最年少ホームラン王の村上やセーブ王の翁田大勢など投打ともに層が厚い。若手ながらに球史に残る活躍をしている選手が、日本野球界にたくさん在籍している。
それだけに、今の日本の野球に求められているハードルは高い。

言わずもがな、海外選手もかなりレベルが高い。
どの時代の日本代表も注目選手はそれぞれにいるが、本大会に関して言えば間違いなくオオタニサンが筆頭となるだろう。
実際、1次ラウンドでPOOL BのMVPに選ばれる活躍をした。
スタッツを見れば分かるが、投手として、打者として、どちらの視点で見ても十分すぎる結果を残した。二刀流として、まさに「二兎追うものだけが二兎を得る」を体現している。

また、カージナルス所属のラーズ・ヌートバー選手も注目度が高い。
アメリカ育ち、主に話すのも英語、メジャーリーグで野球をやっていながらにして、日本代表を選んだ。
勝つため、代表に定着するためにあらゆる努力を惜しまない。野球でも日本語学習でも。勝つための貪欲さも非凡。一度出塁すれば常に次の塁を狙い続ける獣のような獰猛さ、しかしボール球を見極める選球眼の良さ。
それでいて、持ち前の明るいキャラクターであっという間にメンバーからもファンからも愛される存在になった。
和名が「榎田達治」なので、応援団からもよく達治コールがされている。良い名前だね、達治。

そういった、国内海外ともにハイレベルな選手がそろっている。
全員が頂点を目指して戦っているが、ギスギスしているわけでは無く、かなり良い雰囲気であることもうかがえる。

1次ラウンドは主にPrime Videoで観戦していたが、解説の里崎や辻などメンバーのことをよく知る人たちが裏話的なことをよく話しているので、彼らの人間くさい部分も知ることができた。

2. WBCでの勝利は日本の今後に大きな影響をもたらすかもしれない。オオタニサンやヌートバーら、海外選手たちの活躍にも注目したいが、やはり心配なのは村上選手の調子だ。彼の再起を願うばかりだ。

オオタニサンや達治だけでなく、レッドソックスに移籍した吉田選手の活躍も期待できる。
村上・岡本・山川のようにいかにもな巨体というわけでは無いが、5番という打順において素晴らしい活躍を遂げた。

7~9の下位打線も出塁率が高いので、ランナーをためた状態で達治から始まる上位打線につなぐことができている。
実際、7~9と1~3での得点もかなり多い。

それだけに、「4番村上」の不調っぷりが気になる。
中国韓国戦では打率.000。チェコ戦・オーストラリア戦で1本ずつヒットを出したものの、やはり物足りない。
まだ年齢も若い故、日本代表の4番は重荷が過ぎるだろうか。
この先ベスト8以降の試合では、どうしたって彼の爆発力は必要である。
サッカーとは違い一度に大量得点が狙えるこの競技では、村上選手のような「一発で試合をひっくり返す力」をもつプレイヤーの活躍が不可欠。

6番の岡本は少しずつ弾道の高い、良い当たりが出始めているので、そのまま4番の座を奪うくらいのつもりで頑張ってほしい。

そして村上は周りの人間を黙らせるような一発を打ってほしい。
「俺が日本の主砲だ」というホームランを期待して止まない。
3番大谷・4番村上というこの並びだけで相手をびびらせる選手になってほしい。

3. 日本プロ野球の選手たちもWBCで輝いた。彼らの活躍は、日本野球界へ大きな刺激を与えることだろう。ベテランから若手まで、個性溢れる選手たちのプレーに、世界中が魅了された。

海外、特にメジャーリーグはどの国の選手であっても憧れであり、メジャーリーグこそ世界最高峰であるという点にもはや疑いの余地はない。
日本のプロ野球選手であっても、野球人生におけるステップアップとしてメジャー移籍を視野に入れていることが多い。
かといって、NPBがダメであると断ずるのは早計である。

ファンやライバル国の注目はどうしても海外組に集まってしまうものの、国内組選手も素晴らしく優秀であるからこそ日本代表に呼ばれていることを忘れてはならない。

1次ラウンドでは球数制限が厳しいので継投の戦略が重要になっていたが、大谷・ダルビッシュ以外の国内組投手も大変素晴らしい投球を見せてくれた。
完全試合を達成した佐々木朗希やセーブ王の大勢にオリックス宇田川など、現在国内で活躍している投手らの世界の国相手に堂々たる活躍。

今後は間違いなく他の国から警戒もされるし、スカウトの候補者としても名が上がるだろうと思う。
彼らが今大会での活躍をバネにしてメジャー挑戦を視野に入れる可能性だってあり得る。
世界にその力を知らしめただけでは無く、改めて日本の野球はレベルが高いんだと日本国内の野球ファンも再認識できただろうと思う。
実に誇らしい。

4. WBCでの勝利は、日本人にとって非常に誇らしい瞬間だ。しかし、この勝利が、日本の野球を変えるチャンスでもある。村上選手の調子の悪さもそうだが、今後の日本野球界にはもっともっと期待がかかる。

村上の調子に関しては上で散々書いたのでもういいだろう。

今の日本では野球よりサッカーの方が人気なのは否めないし、ワールドカップとWBC、どっちが盛り上がるかと言えばまだまだ圧倒的に前者である。
日本代表が勝ったから水道橋で野球ファンが大暴れして警察が出動、なんて聞いたことないし
それでもオオタニサンのようなスーパーな選手がいることで、野球経験者じゃなくても興味を持つ人は少なからず存在している。

野球を敬遠してしまう人の言い分でよく耳にするのが、「ルールがわかりにくい」という点である。
正直、確かに難しい。細かいルールを挙げればキリが無いし、普段のテレビ中継でもルール説明がされることはほとんどない。

ただ、実際はもっとライトに楽しめるのが野球というスポーツであると思う。
ホームランなんかは一番わかりやすい。「ピッチャーがとんでもない剛速球を投げた」「足の速い選手が盗塁を決めた」とかもわかりやすい。
サッカーで言えば「細かいドリブルで相手を抜き去った」とか、「ミドルレンジからとんでもないシュート」を決めたとか、見た目に華やかで、カッコよくてわかりやすい部分だけを楽しむのでも良い、と自分は思うのである。

WBCの民放中継では、何か変わったプレーが起こるたびにテロップで説明文を出してくれるようになった。「牽制とは」みたいな説明もあった。
(そのような開設の取り組みは、2019年のラグビーワールドカップあたりから国際試合の中継で目にするようになった)

野球の世界はまだまだ閉鎖的な部分も多く、「わからない人はそのまま置き去りにされる」空気感も根強い。玄人のマウンティングなんて目も当てられない。
そういった悪習を覆さんと様々な取り組みがなされているのだろうとは思う。もっと野球の純粋な面白さが広まると良いなと思っている。
野球界の隆盛は、素人の人たちにいかに面白いと思ってもらえるかどうかにかかっている。球界関係者の努力に期待したい。

野球ってめっちゃ面白いですから。嘘でも誇張でも何でもない。
(いきなり1試合フルで見るのはキツいかもしれないけど)
今ではYoutubeがあり、各試合のハイライト動画も上がっている。初心者でもわかりやすい、インパクトのあるプレーだけをピックアップしているので退屈しないと思う。
WBCを通じて野球にほんの少しでも興味を持った人がいたら、まずそこから始めてみてほしい。
オオタニサンの打席だけ見る!とかでも全然構わないわけだし。

5. 最後に

明日はいよいよ準々決勝。イタリア戦。
仕事はそこそこに、さっさと家に帰って夜はみんなで野球を見よう。
WBCもワールドカップも、各国が最強だと思うメンバーをそろえて戦う祭りのようなもの。
そんなにヒリヒリして盛り上がれる楽しいイベントは滅多にない。
いいプレーが出たら思い切り盛り上がって。2アウト満塁で三振したらなんだよぉぉぉぉぉってガッカリして。
そういう一喜一憂をみんなで楽しもう。

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