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君は「100枚のお札の束をつまんだこと」があるか

俺はある。





金持ちだからでは無い。
この貯金箱のおかげだ。

365日かけて、20万円を貯めるための貯金箱。
箱にはカレンダーがついており、指定された日に1000円札を入れていく。
ルールは以上。いたって単純である。

かつて、500円玉貯金で10万円と30万円を貯めたことがある。
当時、まだキャッシュレス決済をどっぷり使う前であり、買い物のおつりなどでちょくちょく500円玉を作ることができていた。
10万円はiPad Air、30万円はMacBook Proの購入費に充てた。
(MacBook Proの方は38万円くらいしたので足が出たが…)

ただ、大量に貯まった小銭の処理は結構骨が折れた。
しかも今は銀行窓口で取られる手数料もあり、結構めんどくさい。
キャッシュレス決済ばかりで現金を使う機会もかなり減ったので、そもそも継続が難しい。
これからの時代、小銭で貯金は現実的では無い。

しかし1000円札ならまだ取り組みやすい。
最悪、ATMでお札をおろせば良い。小銭だとATM取り扱い時間帯の制限などがありめんどくさい。

と、いうわけで今年の1月から1000円札貯金を始めた。
今月でちょうど折り返しとなり、カレンダー通りであれば目標の半分である10万円が貯まっている。
紅の豚なんかでも出てくるような、帯で束ねられたお札の束。
ついに自分の手で一つ作り上げることができた。
コレがその証拠である。

貯金箱には、束ねるための帯が付属している
ピン札じゃ無いので、モッサリ感もあり

つまんでみると、結構ギッシリしている。
思い出されるのは、映画に出てくるような、テーブルの上に雑に札束を放り投げて「ドサッ」と音を立てるシーン。
不躾ながら自分もやってみた。映画と全く同じ音がした。

このような道具を買うだけでも幾ばくかのお金がかかる。
道具に頼らず、毎月の給料からちょっとずつ、コツコツ貯金できることが理想ではあるが…このようにお遊び要素で貯金に取り組むのも楽しいものである。

小銭の重さを感じる貯金も良かったが、やはり札束を作るというのはすごく夢がある。
残りあと半年、もう一束作るために頑張ろうと思う。

そこの君も、来年から一緒に頑張ってみないか?


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