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気分が乗らない時は、好きなカレーライスを食べよう2

皆さんこんにちは。僕です。
カレー、食べてますか?

今回もカレーについて語りたいと思います。

カツカレー、好きですか?

そう、カツカレーです。白いご飯にスパイスの香りが包みこみ、そこにきつね色のパン粉で身を固めたサクサク揚げたてカツレツの鎮座する姿は、様式美といっても過言ではありません。
全国津々浦々、どこに行っても存在する、ちょっと贅沢な地位にありながらも大衆的なメニュー、カツカレー。僕は大好きです。
数多あるカツカレーを出す店の中から、僕のお気に入り「銀座 グリルスイス」について語ります。

昭和22年創業。銀座3丁目、Apple銀座の裏手にある洋食屋です。
名物はカツカレー。その種類、なんと6種もあります。

カツカレーの発祥については、諸説紛々。
上野、浅草、新宿、渋谷。そして、銀座などが挙げられます。そのエピソードも様々であり、グリルスイスも逸話を持つ店の1つです。

昭和23年。当時の東京読売巨人軍に所属していた千葉茂さん。宿敵阪神戦に向け、沢山食べて試合に勝ちたい。そして手早く食べたいという気分だった彼は、当時の店主にトンカツをカレーに乗せて持ってくるよう頼みました。

これがグリルスイス……銀座でのカツカレー発祥のエピソードとされているそうです。

そのカツカレー、当時は180円のスペシャルメニュー。初任給3000円の時代だったようで、それを考えると、大変なご馳走ですね。(画像右下、特別料理の項目にあります)

今はもうちょっとリーズナブルに食べられます。

こちらがグリルスイス名物「千葉さんのカツカレー」。
野菜や肉が溶け込んだ、まろやかでほんのり辛いカレーとサクサクのポークカツレツ。そして千切りキャベツ。
正に「トンカツ」と「カレーライス」の合わせ技と言ったメニューです。

※因みに「元祖カツカレー」を注文すると、こんな感じ。
違いはカツレツに使われる肉。
千葉さんのカツカレーには霜降りロースが使われているそう。

カレーはライスに大変合い、口にすればその香ばしさとスパイスの仄かな刺激が心地よいです。カツレツは衣のサクサクの内から肉汁を感じられる為、そのまま食べてもすこぶる美味いのですが、カレーとの相性は抜群です。
見た目はかなりガツンときますが、気づけばあっと言う間に食べ終えてしまえます。
カレーソースは所謂欧風カレーの部類に入るもの。欧風カレーときくと油っ気がありそうだし、胃にもたれるかも……と思われがちですが、そんな事はありません。おかわりをついつい頼んでしまう位、さらりと食べられます。

ちょっと銀座を散歩して、晴海通りの雑踏に疲れたら横道にそれ、落ち着いた雰囲気の店内でカレーを食べるのも良いものです。

というわけで、今回はここまで。

今日も良いカレーに会えますように。

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カレーライスが好きすぎて、小説を書いています。是非一読下さい。

御用命は当アカウントまで。

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