グアムの朝刊(2020.6.25):新型コロナウィルス陽性6人、グアムは合計231人
2020年6月25日朝刊 Pacific Daily News より抜粋、要約
グアム保険省は2020年6月25日水曜日に319人PCR検査を行い、5名が陽性、314名は陰性であったと伝えた。
水曜日の結果には、火曜日にバリガダ村で行われたドライブスルーテストの174サンプルとアガナハイツ役所で今日行われたドライブスルーテストの126サンプルが含まれている。それらとは別にDiagnostic Laboratory Services(DLS)を通じて1人の陽性が報告された。
グアムでは合計で231人の新型ウィルス感染例があり、5人が死亡し、174人が隔離から回復、52人が治療中。それらのケースのうち、189人は民間人、42人はミリタリーメンバー。
昨日発表された「7月1日、日本、韓国、台湾の検疫なし入島開始」のニュースは観光業復活に向かっての第一歩であることは確かなのですが、観光業界の見方は概ね厳しいようです。日本の検疫が継続していること、国内で「GO TOキャンペーン」が予定されていること、エアラインの運休計画の変更が続いていることなどが考えられますが、グアム島内の感染状況も注意深く見守る必要に迫られています。
今回の新型コロナウィルスの感染拡大で気づいたのが、グアムでは大人以上に若者が敏感になっていること。ママ達と話していると「子供に買い物に行こうと誘っても、絶対行かない」という話をよく聞きます。そういえば、スーパーやレストランに言っても小中高校生ぐらいの世代の姿を見かけることが少なくなりました。学校が休みの上にグアム島から出れないわけですから、暇を持て余しているはずなのに、不思議です。
考えてみると親世代はSARSやMERSなどを経験していますが、子供達にとっては今までに経験のない未知の領域、それが身近に迫っているという感覚があるのでしょうか?それとも若者達が接しているSNSなどが恐怖感を煽る傾向があるのでしょうか?
新型コロナウィルスの感染拡大から半年近くたち、ワクチンや治療薬は開発されていなくても、感染リスクを下げる方法や感染防止のルールなどの研究が進んでいるので、私の中での恐怖感は時間とともに確実に下がっているのですが、若者や子供達はそうでもないようです。世代間の新型コロナウィルスに対する感覚の違いは、経験値なのでしょうか?不況、事件、感染症、戦争など、多くのニュースに接することの積み重ねが大人になる、歳をとるということなのかな、と思ったりします。
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