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RHG卒業記録

わたしの日常

朝、母や妹たちの声で起きる。
「ご飯できてるよ」と母。
騒がしい中で、朝ごはんを食べる。

「今日もバイト?」
「そう、今日もRHG。明日もだから泊まってくる。」

家を出る。坂を登る。川崎に向かう。

川崎に着く。ラゾーナを通りぬけて歩く。
風の強さを確認して歩く。

まいばすでジンジャーエールを買う。
SSBで使う食材が入荷しているかチェックする。

RHGに入る。挨拶をする。
TSを見る。食材チェックをする。天気予報をみる。

シフトに入る。

好きな人たちと、好きな場所で働く。

お客様がくる。
火を付ける。食材を出す。お話をする。掃除をする。写真を撮る。片付けをする。

「またぜひ来てください」

この言葉が私は好きだ。

シフトが終わる。
夜ご飯を作る。
好きな人たちと、少し不恰好な夜ご飯を食べる。お酒を飲む。

話す。話す。ふざける。語る。笑う。語る。

「また明日ね」

この言葉を言えるのが、どれだけ幸せだったか、今になって気づく。


卒業

ついに、4年間働いたRHGを卒業します。

「当たり前だった日常が、こんなにも遠いものになってしまったんだ」

日常を思い出して、文字にしているとき、そんな風に思いました。

大学の第一志望に落ちて、東京にいること。
結婚式場のアルバイトがうまくいかなくてやめてしまったこと。
そして、新しいバイトを探す必要があったこと。

思い返せば、大学生になってから一と二を争うくらいのショックな出来事のおかげで、RHGと出会えました。

最悪だ、もうだめだ、という出来事が、こうして素敵な場所に導いてくれたわけなので、もう全然最高の思い出!という感じです。神様ありがとう。

もちろんRHGでも、大変だったことや失敗したこと嫌だったことは人並みにあるけれど、その度に少し大人になれて、少し視野を広げることができました。

それはきっと、大好きな仲間たちがそばにいてくれたから。

「もっと頑張るぞ」
「好きな人たちをもっと幸せにするぞ」

そんな気持ちにさせてくれる人たちでした。

同期へ

大好きな大好きな4年生。
こんなにも愛に溢れていて、
過去を受け入れられて、今を一緒に過ごせて、未来を語れる人たちと出会えたことが幸せです。

この代は「普通」の人たちばかりだと思っていたけれど、蓋を開けてみたら、というか、みんなの話を聞いていたら、それぞれの想いがしっかりあって、自分の道を選びとることができる人たちなんだと気づきました。

常に愛をくれて、そして愛を受け取ってくれてありがとう。
自分を好きじゃない時期の私も、愛してくれてありがとう。

みんなと出会えて、RHGで過ごせたこと、幸せでした。

後輩へ

大好きな大好きな後輩たち。
さて、この愛が伝わっていたかはわからないけど、今伝えておきます。

この前、少し話した「みんな違ってみんないい」について。

RHGにいると、なんだか色々な人がいることに気がつくと思います。

自分とは違うものすごい選択をしている人もいれば、聖人君子か?と思うほど優しい人もいる。仕事ができる人もいれば、この人っておもしろいんだよなという人もいます。

そんないろんな人たちと接する中で、自分がちっぽけに見えたり、「なんであの人はこうなのに自分は、、」と思うことがあるかもしれません。
もちろん、憧れることは悪いことでは無いけれど、でも、そのぶん、自分をきちんと認めてあげてほしいなと思います。

みんな優しくて、素敵な人たちです。みんな人を笑顔にできる人たちです。みんな自分の幸せに目を向けることができる人たちです。

みんなそれぞれ自分が幸せになれる毎日を過ごしてほしいなと思います。

また会ったときには、楽しいお話聞かせてね。

これから

さて、もう明日から社会人になります。ええ~、さすがにびっくりすぎる。

社会人という風にひとくくりにすると大きな不安が押し寄せてきますが(どっかで聞いたセリフ) 、

頑張るべきことは頑張りつつ、

でも、今までの縁や関係、そして自分自身のことも大切にしていきたいです。

家族、遊んでくれる友人、一緒にいてくれる恋人などなどを、「忙しい」「疲れてる」を理由に大切にできないのは困ります。私が困ります。

今まで支えてきてくれた人
これから支え合う人

そんな人たちを大事にして、そして、自分自身のことも大事にして生きてゆこうと思います。

まずは地に足つけて、3月食べすぎた分の顔の丸さを改善して、挨拶を元気にやるところからスタートです。

さて、これから繁忙期のRHG!

新しい仲間たちと、新しい風を吹かせて、
楽しくてあたたかいRHGを創っていってね。

また会いたいです。
みんな、また会いたい。話したい。

それまで元気でね。







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