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「台湾 駐在」でGoogle検索1位になるプランを考えてみた

こんにちは、中村めぐみ (Twitter:Tapitea_rec)です。今回は、【「台湾 駐在」というテーマでGoogle検索1位を取れる記事を書く方法】を考えてみたのでお伝えします。

当記事は2020年9月22日に作成しました。検索エンジンのアルゴリズムは日々アップデートされており、検索順位表示も日々変動することをご了承の上読み進めて頂けますと幸いです。


本題の前にお前誰


私は、台湾の文化が好きな30代会社員です。普段はWeb関係の企業でデジタルマーケティングと自社広報のお仕事をしています。その業務の一環として、検索エンジン最適化のためのコンテンツを担当することもあります(直近ではBtoB IT領域が多めです)
プライベートでも、台湾音楽を扱うTapioca Milk Recordsというメディア系ブログを運営し、台湾ミュージック系のKWを中心に上位表示を獲得してきました。

きっかけ

当記事を思いついたきっかけは、Twitterのお仲間、kuroqieさん(台湾日常さん)のTweetでした。

当該の記事を見てみると、台湾駐在員の方が巻き込まれがちな女性問題について書かれており、ところどころ香ばしいワードがちりばめられていました…汗

個人的な感想を述べますとkuroqieさんに賛成でして、時代に合わない言葉選びや台湾/日本女性へのリスペクトを欠いた態度が、「ちょっと無理無理の無理!^^;」の一言。これ絶対オッサンが書いてるでしょ。笑

自分の端末でも調べてみたところ、日本語版でも同様の結果であり(日本版では同じシリーズの別記事が表示/異性問題の記事はスニペット表示でした)、率直な感想としてクソ大人が書いた記事が検索1位ってなんかイヤだわぁ~と思いました。

私に書けることならコツコツと記事を書いて上位表示を目指すのですが、私は台湾駐在や在住の経験はなく、台湾が好きな普通の大人です…。

そこで、「自分なら良記事を書けるのに」と思う方の参考になりましたらとの思いから、「私の考えたコンテンツ案」をお伝えできましたらと思いました次第です。


「台湾 駐在」で検索する人はどれくらいいるのか?

検索ボリュームをツールで調べたところ、「台湾 駐在」というKWでGoogle検索する方は一ヶ月間にのべ210人いることがわかりました。

この検索ボリュームはGoogle検索だけのもので、Yahoo等他の検索エンジンも含めると、もっと多くの方が台湾駐在について何らかの情報を知りたがっていると考えられます。

※参考までに「香港 駐在」は170回/月、「上海 駐在」は320回/月でした。

まずは現在の上位表示サイトの内容を知る

現在の上位表示サイトの内容を1位から10位まで確認しました。

すると、以下のような内訳でした。

・企業ドメインによるブログ 4件
・駐妻さんのブログ 3件
・求人サイト 2件
・YouTube動画検索結果 1件

企業ブログの内訳を見てみると、現地の生活ガイドが1件、駐妻さんの声を扱うものが2件、そして例の1位表示のサイトでした。

また、文字数は1,000文字~3,500文字程度でした(求人サイトを除く)。

コンテンツを羅列するとこんな感じです。

・エリア情報
・住宅事情
・交通事情
・お役立ちアプリ(快適にするツール)
・生活や流行りもののこと
・語学学校
・人脈の広げ方

検索エンジンは、台湾在住者の生の声によるコンテンツを高く評価していることがわかりました。

それでは、1位表示サイトと他のサイトの違いは何でしょうか?

なんで1位を獲得しているのか?


例の1位表示のサイトと、2位表示以下のサイトを比べると「駐在者本人による一次情報」が書かれているところが異なっていました。
1位表示のサイトのサイト内リンクをたどりますと、異性問題の他にも金銭トラブル、タクシーでのトラブル、仕事上の身の危険などの情報が書かれていました。

(言葉選びのセンスもなく、内容も古く陳腐化しているとはいえ)その点はさすが、情報の集まる現地コンサル会社ですねぇ…。くー。

一般的に検索エンジンで上位表示を目指すには、現在1位のサイトだけではなく、2位表示以下のコンテンツも参考にすると良いというのが定石です。

そこで、1位表示~10位表示のサイトを総合し、「私の考えた最強のコンテンツ」を見出しレベルで構成してみます。

私が考えた最強のコンテンツ

<title>はじめての台湾駐在生活(駐在帯同)に向けて知っておきたいこと</title>
<meta name="description">台湾駐在生活で最初に知っておきたいことをお伝えします。台北の住宅事情、エリア情報、子育てで気を付けたいこと、お役立ちアプリ、気を付けたいトラブルについて紹介します。
<h1>
はじめての台湾駐在生活(駐在帯同)に向けて知っておきたいこと</h1>

<h2>はじめに:台湾駐在員について</h2>
・台湾には日系企業が約〇〇社進出している。
・駐在員もいる。駐在期間は〇年~〇年くらい。
・家族帯同で来てる人もいる。
・一方で~~のようなお悩みに直面することも。
・そこで私の〇〇の経験から、台湾生活についてお伝えします。

<h2>台湾の生活エリア</h2>
<h3>台北市</h3>
 <h4>〇〇区</h4>
  都市機能が密集するエリアで、駐在員や家族が来てはじめにお世話になる役所機能が~~~(など、エリア情報+駐在生活との関連性を紹介)

 <h4>〇〇区</h4>
 <h4>〇〇区</h4>
 <h4>〇〇区</h4>
<h3>新北市:</h3>
<h3>台中市:</h3>
<h3>高雄市:</h3>
→写真を交えると検索エンジンに評価されやすいし、ユーザーにとって読みやすい記事になると思います。写真の縦横、サイズには気を付けて、altタグも盛り込まれると良いかと思いますが長くなるのでその辺はまた今度。

<h2>台湾の住宅事情</h2>
<h3>間取り</h3>
<h3>ゴミ捨て</h3>
<h3>日本との違い</h3>
→ここも写真があると良いですね(以下略)

<h2>交通事情</h2>
<h3>MRT</h3>
<h3>徒歩</h3>
<h3>タクシー</h3>
<h3>バス</h3>

<h2>食事事情</h2>
→駐在員のリアルな食生活について、朝/昼/晩別に写真があると良いかと思います。日本食の入手性や、駐在員とその家族がよく行く飲食店の紹介など。

<h2>帯同家族について</h2>
語学学校、公園、コミュニティ、子育て、お買い物についての情報があると良いと思います。最初はこういう悩みに直面する、こういう風に乗り越えた方が多い…etc。

<h2>駐在生活お役立ちアプリ</h2>
普段使いのおすすめのアプリを5つくらい紹介

<h2>トラブルに巻き込まれないために</h2>
例の一位表示の記事を参考に、周りで見聞きしたトラブルを個人情報に気をつけながら2、3点紹介。(迷ったら早めに〇〇に相談、警察ではこう話すと良いなどなどの解決方法)

<h2>最後に</h2>
自分や周りでは駐在生活をこんな風に楽しんでいる。こうやったら現地に溶け込めた、など個人的な一次情報を少し紹介して締めると読み手にとって明るく終われるかと思います。

と、こんな感じです。

ポイントは

・生活で最初に直面するお悩みに答える
・事実に基づいて、具体的な数字を交えて、自分なりに書く
・体験談を盛り込む

この3つかと思います。

(構成してみると普通の内容になりましたが、十分戦えるコンテンツになるのではないかなぁと思います。王道こそ強し!)


誰が書くのがいいのか

台湾駐在者ご本人、もしくは直近まで台湾に駐在していた方が書かれると良い記事になると思いますし、私がこれから台湾に住む日が来るとしたら、実際に住んでいる方による新しい情報を読みたい、と思います。

一方で、会社との機密保持契約や、身バレするリスクを考慮すると、ご本人が書かれるのが難しい環境かも、と想像しています。

ですので、現地で駐在員やそのご家族を相手にしているビジネスの方(例:飲食店/美容室/語学学校)が企業ブログとして書いた上で、記事の末尾に自社サービス紹介をつければ、競合ひしめく台湾で良い宣伝になるかもしれないので、そちらの方向性もおすすめです。(なんといっても月間検索数3桁ですから…!)


というわけで以上今回は、「台湾 駐在」で1位を取るプランを考えてみました。
良い方の良い記事/情報が検索エンジンに評価されますように!

それでは再見~。


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