文法苦手勢が「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」を一周した感想
こんにちはー中村です。
今回は、中国語の文法の定番テキスト、「Why?にこたえるはじめての中国語文法書」を一周した感想をお伝えします!
Why?にこたえるはじめての中国語文法書とは
中国語の基礎文法が超詳しく解説してあるテキストです。初学者が押さえておくべき文法事項が35課分載っています。Amazonでは☆5つのレビューが多いです。
内容は、各課ごとに、解説⇒ドリル(練習問題)の構成で、ドリルは30問~50問くらい。
私はHSK4級に合格したあとに学習をはじめたのですが、今のタイミングでやってよかったぁぁぁ!と思いました。
正直最初は後悔しましたw
「1日1課分のドリルを進める」という目標を立てまして、「まぁHSK4級取得者だしヨユーじゃろ」と思っていたのですが、実際着手してみましたところ、ドリルの物量をこなすのがきっつかったです…!笑
元々文法が苦手なんですよね。私、高校が英文科だったんですけど、文法の授業だけ辛すぎてノートにポエム書いてました。TOEICのスコア分析も文法だけひくいです・・・
そんな特性があるので1日1課は心理的にも実力的にも高いハードルでして、一周するのに約3ヵ月弱かかりました。
特に序盤、慣れないうちはなんでこんなマニアックな本を選んだんだろうと後悔しました。笑
でもなんとかやりきってよかったと思ってます。
具体的によかったことを3つお伝えします。
例文めっちゃ使える
載っている例文がシンプルで真似しやすいところがおすすめです。16課「文成分のまとめ」くらいまではドリル消化ゲーで辛いんですけど、そこを乗り越えると一気にレベルアップしている感覚があります。
20~23課のアスペクト(時制)をやると中国語圏の友達にスラスラLINEできるくらいになると思います。
それから最後のセクション、35課「複文・緊縮文」がすごいよくて、中国語の接続詞のパターン(「因為~所以」とか「就是~也」とか)が体系立ててまとめてあるのが大変良きでした。キクタン何回やっても覚えられない人にみてほしい。丸暗記できたら色々めっちゃ楽になるだろうな。
NG文法がわかりやすい
文法の基本の解説がめっちゃ詳しく載っているんですけど、NG文法とか、NGな組み合わせが分かりやすいところがすごいよかったです。
たとえば「把」と組み合わせて使えない動詞とか、解説を読むとあ~まぁそれはそうですよね~確かに、って感じなんですけど、先回りしてダメって言ってもらえると気をつけられるので良かったです。
情報の密度が半端ない
1課ごとの解説がすごい詳しいんですよ。密度がはんぱないです。
たとえば1課「名詞・数詞・量詞」の章では、「一」の声調変化かも載っているんですよ。あ、それ必要な情報なんだ!って気づけるのがすごいありがたいなって。
もちろん1回学習した程度では覚えられないのですが、今後何かに迷っても戻ってくる場所がある!という安心感がすごいです。
というわけで結構おすすめの文法書なのですが、おすすめできない人もいるのでそれも素直にお伝えできましたらと。
おすすめできない人
1)中国語初見勢で社会人の方
社会人で中国語やる方って仕事と同時進行で学習するじゃないですか。そんな方がもし最初にこれで文法をはじめたとしたら、書いてある内容がマニアックで密度が濃いのと、ドリルの問題数が単純に多いのでよっぽど勉強が得意か、根気がないと時間がなくて脱落しちゃうかなって。
初見の方には、カエルライフとかとっつきやすくてよいと思います。で一通りやってからWhyにこたえる~をやったら良いかもと思います!
2)台湾の中国語を覚えたい方
Whyにこたえる~は全編簡体字で語彙も中国で使われているものが載っています。中国向きです。台湾の友達に、例文をほぼ完コピしてLINEしたら「台湾ではそういう言い方しないよ~」と突っ込まれること多数。
私、台湾華語とおってないので具体的におすすめできないのがちょっとアレなんですけど、解説が英語でも大丈夫なら新版實用視聽華語が良いみたいです。台湾の語学学校でも使われている教科書だそうで。
★最短距離で台湾の方とコミュニケーションしたい方は台湾華語の教科書を使うと良いと思いました。
というわけで
今回は「Whyにこたえるはじめての中国語の文法書」を一周した感想をお伝えしました。中国語の先生から最低3周するよう言われているのでw、明日からは2周目がはじまります。
最終的に丸暗記できるくらいやり込めましたらと思います!
色々テキストに取り組んでいるので、今後もレビューできましたらと思います。
それでは、再見!
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