ベーコン乗せナポリタン
先ほど、あることに気づきました。
今までなんとな〜くガジェット系を扱ってきたため、なんとな〜くガジェット系で記事をまとめてきたのですが、ガジェット系ってやっぱり新しいものを買わないと記事が書けないんですよね。
同じ物の記事をいくつもいくつも書いても面白くないですし、そんなに書くこともありません…。
また、機能の説明などをしようとすると、どうにも文章が長くなってしまって書ききれなくなってくる。
つまり、ガジェット系で書き続けるのはしんどい。
でもいろいろと発信をしていきたい。
ということで、これからは趣向を変えて、実は数年前からカメラを趣味にしている僕が過去に撮った写真を元に、その時の感覚やカメラについてなどを書いていってみたいなと思います。
早速参りましょう。
今回は、こちらの写真。
まずはこの写真の詳細を見てみます。
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<カメラ>
Olympus OM-D EM-5
<レンズ>
7artisans 25FXB 25mm F1.8 マイクロフォーサーズマウント 単焦点レンズ
<シャッタースピード・F値>
1/60
F1.8
<ISO感度>
ISO 400
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いかがでしょう、この肉厚ベーコン乗せナポリタン。
知ってる人は知っているでしょうか。
パンチョというお店のナポリタンです。
この写真の撮影日は2017年4月9日。
およそ3年半前ですね。
自分でミラーレスカメラを初めて買ってから数ヶ月くらいの時の写真だと思います。
山盛りナポリタンに、肉厚のベーコン。
このボリューム感を、是非ともボリューミーに撮りたいと思って撮ったものです。
料理の写真って、本気でいい写真を撮ろうとすると、結構難しいものですよね。
真上から撮ってみたり、全体が入るように撮ってみたり。
でも、なんだかパッとしない。
そういう時は、料理の中での主役を決めてあげて、その主役を画角の中央に据えて、グッと近づいてみます。
今回の写真でいえば、主役は肉厚のベーコン。さらにいえばベーコンの手前側にある焦げ目。
よくみると、ナポリタンが乗っているお皿が、全部は写っていないですね。お皿の右下は切れてしまっています。
それほど料理にカメラが近づいているということです。
そして、そのまま画角を少しだけ左右どちらかにずらします。
すると、料理が左右どちらかに寄った画になりますね。
今回の写真でいえば、ナポリタン自体は写真の少し右側に寄っています。
主役を左右どちらかに寄せると、その反対側の空間が空くので、その部分が背景になります。
背景は、被写体となる主役とのメリハリになります。主役を主役たらしめてくれます。
あとはピントをしっかり主役に合わせて、明るさを調節し、シャッターを切るのみ。
料理にグッと近づいて写真を撮ると、食材の細かい繊維やツヤなんかがはっきりと映し出されるので、料理の迫力が増します。
あと、黒めの色の背景を使えば、料理の湯気なんかも撮れちゃうので、いわゆるしずる感のある写真が撮れます。アツアツの感じは、また料理を一際美味しそうに見せてくれますね〜。
料理の写真を撮る機会があったら、ちょっとだけ、画角のことを気にしてみてはいかがでしょう?