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2020北海道ツーリングDay8

20度ちょっとと、長袖なら寝袋に入るような気温でもないので、身一つで寝落ちしていたところ、突然足元になにかがまとわりつく感覚に襲われて目が覚める。夜の夜中に思わず「うわー、何、何!?」と叫んでしまった。一人で良かった。
犯人は、風に吹かれたか、寝相が悪かったかで吊り下げていたのが落ちてきたLEDランタンでした。

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気分が落ち着いたところで再度寝て、7時頃に目が覚めると予想よりはやく雲行きが怪しくなる。掃除に来ていた方に声をかけ、バイクとテント、荷物一式を炊事場の軒先に避難させてもらう。

あらかた片付けをした所で本日の朝の儀式(2枚目)。あっさり細麺が釧路ラーメンの特徴らしい。

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10時を過ぎたあたりで雨も止んで来たので出発。時間も遅くなったし、天候が下り坂であることを考えると、ここから程近い神の子池や摩周湖は以前も来たことがあるので今回はあきらめ、快走路である阿寒横断道路から足寄国道で足寄方面へ向かう。
阿寒湖あたりまでは天候も良好。多少メットシールドやスクリーンに水滴がつこうが、ライダーにとっては路面がドライで遠くに青空も見えてりゃ実質晴れなんだよ!!

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この元気も阿寒湖をちょっと過ぎるあたりまで。天候がもっていれば、通り道にあるオンネトーには寄ろうと思っていたのだが、華麗にスルー。

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足寄に近づいた頃には一時天候も回復したので、道の駅 あしょろ銀河ホール21にて昼食を取ることにする。前回はここで豚丼を食べたが、今回は豚丼をサンドした豚パンを。

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苺ラッシーとポテトフライも添えて。パンにご飯もはさんであるのはびっくりしたが、塩味が移ってもちっと感も増え、なかなかいい感じ。揚げたてで道産じゃがいものポテトフライはチート級のうまさ。

この後外に出るとかなり雨足が強い。おまけに駐車場でこの旅2度めの立ちゴケ。幸い後ろのリアボックスさえ外してしまえば起こせることを学ぶ。重心って大切なのね…。

天気もほぼ悪い感じで、無の状態になりながら十勝川温泉方面へ。さっき道の駅で予約したばかりの今日の宿周辺についたところで雨が弱くなったので、セコマで少し買い出しして宿へ向かう。

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本日の宿。
到着したのはチェックイン開始直後の15時過ぎ、すでに布団が敷いてある!夕飯は19時にしたので、ひとっ風呂浴びた後に布団へ倒れ込む。連日の披露の蓄積と昨日のキャンプ泊の疲れからか、あっという間に気絶するように寝てしまう。

2時間後に目覚ましがけたたましく鳴り、重い体を引きずって夕食会場へ。

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肉の一欠片もない地味な夕食…だが、これは自信の現れだった。野菜も魚介も、もともと素材が良いのだからそれを引き出せばよい!といった王道を征く品々。
こういうホテルでラタトゥユが出るのは珍しいと思うが、滅茶苦茶うまい!天ぷらも揚げたてで塩でいただける。
鍋も昆布ベースのしっかりとした味で魚介の旨味が野菜に染み込む。ありていのホテルなら、この鍋に豚バラなんかを混ぜてしまうものだが。
ご飯も炊き込みだけど、薄めの味付けでおかずをすすめるのに邪魔しない。
味噌汁代わりの山菜そばもツルッと食える味わい。

食後、思ったより眠くならないのでnoteの下書きや天気予報、今後のプランなどを検討する。連泊出来るならそれでも良いかなあ…いやいや、せっかくならそこまで雨が強くないうちに他の温泉地とかも…雨ならライダーハウスに泊まって帯広周辺を観光するのも…

寝る前にもう一度温泉に。
さっき入った時も、あれ、十勝川温泉ってこんな感じだったっけ?と思っていたのだけど、

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源泉、十勝川温泉(モール泉)じゃねえじゃん!十勝川温泉の入り口にあるのに?!しかも冷鉱泉だし!笑
とはいえ疲れた身体を癒やすには十分だし、もともと前回十勝川温泉に入った時にもすごく好きなタイプではなかったのでこれでいいかと切り替える。
なにより2食付きでGoTo使用前なのに1万円切りのリーズナブルさだもんな。

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セコマで198円で買える鮭とばがうまい。

もうすぐ日をまたぐ。早目にチェックインしたのに、時間が過ぎるのはあっという間である。

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