遺跡と一体の臨場感、板状土偶と木製品が見どころー三内丸山遺跡縄文時遊館[JOMOSEUM]
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つである三内丸山遺跡。巨大な掘立柱建物をはじめとする大発見があった遺跡ですが、そこで発掘された遺物を展示するのが縄文時遊館です。
目玉と言えるのは、縄文ポシェットと大型板状土偶。板状土偶は青森市内のあちこちでオブジェを見かけるくらいのアイコンになっているので、見ておきたいところですが、他にも板状土偶がいくつも出ていて、そちらも興味深いものでした。
縄文ポシェットは湿地から出たもので、他にも木製品があるのも特徴です。丸木舟が出たけどどこかに言ってしまったという話も聞きましたが真偽の程はわかりません。木製品からは当時の縄文人の生活が垣間見えます。
土器はたくさんあって、道南と北東北に特徴的な円筒式土器の時代による変化がわかったりして勉強になります。
翡翠もかなりの優品。丸木舟で糸魚川から運んできたのでしょうか。
盛土を発掘当時のまま保存してある場所が遺跡にあるので、こちらも見逃せません。
三内丸山遺跡縄文時遊館(HP)
住所:青森県青森市三内字丸山305
開館時間:9時~17時(第4月曜休館)
入館料:410円
撮影:可
アクセス:青森駅または新青森駅からバス、三内丸山遺跡前からすぐ。
縄文の遺物が見られる博物館・郷土資料館情報はこちら
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」のガイドはこちら
よろしければサポートお願いします。サポートいただいたお金で新たな縄文スポットを探索に行きます!