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つがる市木造といえばやはり遮光器土偶かー縄文住居展示資料館カルコ[JOMOSEUM]

つがる市といえば遮光器土偶しゃこちゃんと亀ヶ岡石器時代遺跡が有名ですが、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」のもう一つの構成資産、田小屋野貝塚もあります。

縄文住居展示資料館カルコはその名の通り、入ってすぐに竪穴住居を再現した展示がドドンとあります。2階に遺物の展示があり、亀ヶ岡石器時代遺跡、田小屋野貝塚にくわえてつがる市だけでない青森県の縄文の遺物が色々あります。

【更新】2023年にリニューアルされ、展示室がきれいになり、展示品も少し増えました。

しゃこちゃんはレプリカですが、小さめの遮光器土偶はありました。

土器も円筒下層式から上層式、榎林式、十腰内式など一通りあります。十腰内式は見ごたえがあります。

そしてやはり青森といえばの大洞式、どこに行ってもいいものがあります。

リニューアル後に訪れたところ、十腰内式の人面付土器などもありました。

レプリカですが、大洞式の中の変化が見られるのは勉強になります。

亀ヶ岡遺跡出土の籃胎漆器も目玉の一つに。亀ヶ岡遺跡は低湿地泥炭層遺跡で、木製品も多数出土していて、優れた漆工芸技術を持っていたことがわかっています。それを示す漆を濾した布も展示されていました。

木造亀ヶ岡考古資料室とあわせて、いろいろな土器が見られるつがる市木造りですが、まちとしてはやはりしゃこちゃん推し。まちのあちこちでめにします。なのでやっぱり木造駅には行っておきましょう。

縄文住居展示資料館カルコHP
住所:つがる市木造若緑59-1
開館時間:9時~16時(月曜、祝日休館)
入館料:200円
撮影:可
アクセス:木造駅から徒歩15分。

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