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ひっそりと猿?もいる獣面土器のメッカのお隣ー富岡市郷土館[JOMOSEUM]

群馬県西部の富岡市は世界遺産の富岡製糸場で有名なところ。富岡製糸場などの近代の遺産についてはいろいろなところで展示されています。富岡市郷土館は富岡製糸場も含めた遺物を展示するこじんまりとした施設で、無人で運営されているようです。

富岡市は周辺の安中市や下仁田町と同様、長野と関東をつなぐ場所にあり、丘陵地でもあるので、縄文の遺跡も多くあります。

展示はコンパクトですが、土器類が色々あり、中にはこのエリアに特徴的な獣面土器も。獣面が大量に出た安中市の隣なだけはあります。

猿と思われる不思議な動物付き土器も。

前期の遺跡が中心らしく土偶も素朴なもの。

でも中期の焼町式土器のいいのもありました。

ここに展示してあるものはおそらくかなり厳選されたもので、他にもたくさんあるんだろうなぁと想像させる展示でした。近代に力を入れているので仕方がないところはありますが。

富岡市郷土館HP
住所:富岡市妙義町上高田1209-13
開館時間:9時~17時(年末年始休館)
入館料:無料
撮影:可
アクセス:磯部駅から徒歩約1時間。

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