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国宝に時間を割けないほどの充実度、土偶も漆も土器もたっぷりー是川縄文館[JOMOSEUM]

世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つとなった是川石器時代遺跡と園周辺の遺跡の遺物を展示するのが是川縄文館です。

目玉はなんと言っても国宝の合掌土偶で、特別室に鎮座しています。ただ、順路をたどると最後にあり、それまでに見るものがあまりにたくさんあるので、たどり着いた頃には見疲れているという自体に陥りがちです。国宝をじっくり見たい人は順路を飛ばして先に見ておきましょう。

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しかし、本当の見どころは国宝ではなく、豊富な漆製品や土偶、土器だと思います。特に漆製品は他に類を見ない充実ぶりで、縄文時代の漆技術の高さをうかがい知ることができます。

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土偶も、国宝に負けず劣らずのクオリティのものなどかなりの数があり、形式も遮光器やら色々あるのでじっくり見ると時間がいくらあっても足りません。

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土器はおそらくかなり厳選されていていて数はそれほど多くありませんが、その分、さまざまな形式の優品が揃っている印象で、珍しいものもあったりします。

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もちろん石器類や装身具などもあり、本当に時間がいくらあっても足りない博物館です。

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是川縄文館HP
住所:八戸市大字是川字横山1
開館時間:9時~17時(月曜、祝日の翌日休館)
入館料:250円
撮影:可
アクセス:八戸駅または中心街からバス、是川縄文館からすぐ。

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