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振り返りの季節・具体的行動を決める

さて、4月から2020年度が始まり、半年がすぎました。これから後半戦です。

そろそろ増えてくるのが、上期のここまでの振り返りをする機会です。

振り返りってなんでするのか?

そもそもなんですが、振り返りってなんでするのでしょうか?行動評価をつけるためでしょうか?

それも一つかもしれませんが、コルブ氏が提唱した「経験学習モデル」によれば、行動を振り返り、教訓としておくことで、それをもとにして今後より良い行動がとれるようになる、と言っております。

つまり、振り返りとは、反省してスッキリするためのものではなく、未来のためにするものなんですね。だから振り返りをして、その場でそのことを忘れてしまったらやる意味もない、と言えるでしょう。

振り返ったら、次の行動を決めよ

「振り返り」を意味のあるものにするためには、次の行動を具体的に決めておくことです。結局、経験から教訓を得ても、それを生かすためには、なんらかの「行動」をするかしないかが別れ道になります。

ここで具体的な行動を決めておかないと、状況に流されて、結局またいつもと同じことを繰り返してしまったりします。人間はどうしてもやり慣れた方法を選択してしまいがちだからです。

何かを新しくやってみようと決めたなら、具体的な行動を決めておきましょう。GTDでのStep2見極める、にもつながる部分です(ちなみにStep2見極める、では具体的な行動だけではなく、具体的なゴール・望む結果も決めるところまで言及しています)

まだ今年度は半分残っていると考えれば、振り返ったことを生かすことができるとずいぶんとプラスなことがありそうです。

ぜひ上期を振り返ったら、具体的な行動を決めて下期をスタートしましょう。

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