韓国ドラマ「涙の女王」を見て、涙が止まらない #27
「イカゲーム」から始まり、ドはまりしてしまった韓国ドラマ。「ある日」「怪物」「ウ・ヨンウ」「ライブ」「ムーブートゥーヘブン」「私の解放日誌」「ペントハウス」「今日もあなたに太陽を」とかとか、2年ちょっとの間ではまって観ている。
最初は、韓国人俳優を誰も知らず、先入観を持たずに、観られることが心地好かった。当然、色々な作品を観ていると、前この作品に出てたんちゃう?という俳優さんもチラホラ。といっても名前まではよくわかっていない。
そんな中、「私の解放日誌」に出ていた、ソン・ソックさん、キム・ジウォンさんだけは、この作品の良さと彼らの演技力とと共にルックスが際立っており、名前を覚え、それぞれに推しのような存在に。
ソン・ソックさんはその後、「D・P」「殺人者のパラドックス」など様々な作品で目にする機会があったけど、キム・ジウォンさんはなかなか目にする機会がなかった。
韓国ドラマにはまった、と言いつつ、サスペンスや法廷劇、刑事ものは観るけれど、ラブロマンスものは興味がなく、好きな俳優さんが出ていても見送っている。
「涙の女王」は、最初、ラブコメでしょと思って観ていなかったけど、どうしてもジウォンさんの演技が観たく、つい先日視聴を開始したところ。
「私の解放日誌」では、決して愛想の良くない感情表現が苦手な登場人物を演じていたけど、「涙の女王」では対照的に、超攻撃的な性格のきつい登場人物を演じていたので面食らうのもの、回を経るごとにその可愛らしさが垣間見え、ストーリーの面白さと共に、ジウォンさんの良さが感じられ、胸騒ぎでぞわぞわしながらも、一気に観たい衝動を押さえながら、少しずつ観ている。
胸騒ぎでぞわぞわしているのは、サスペンス的な脚本が良くできており、パクソンフン演じる敵役が本当に憎たらしく、イライラさせられるから。ただ、ジウォンさんが可愛いだけではない、複線回収要素が強い脚本の良さで、本当にいい作品。特に、各エピソード終了時に流れるエピローグに心がほっこりさせられている。
財閥という枠組みの中で、本音をぶつけることが出来ず、すれ違っていた二人が、トラブルに見舞われることで、人生を取り戻す。節目節目のやり取りに、涙なしに観ることはできず、毎回のように泣いている気がする。
韓国ドラマは、一話や1クールの長さが日本よりも長く、途中で挫折してしまうということをよく聞くけど、確かに一話1時間10分以上あり長いけれど、展開に目が離せなくなり、正直長さを感じない。
最終話16話が、韓国のケーブルテレビ局tvNのドラマ歴代で歴代1位を記録したのも伊達ではなく、人にもお薦めしたい作品。
最近聴き始めたPodcast「韓国に住んだらこうなった」でも、ドラマの影響で〇〇を始めたという話をされており、韓国でも話題なのだということが伝わってくる。
放送自体はもう終了してしまったけど、個人的にはクライマックスの15、16話を残している。当然、ハッピーエンドで終わるのだろうけど、絡み合うエピソードがどう落ち着いていくのか。ジウォンさんの可愛らしさだけではない、このドラマの良さを、最後まで堪能したい。