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No pain , no gain.

27代目部長の鈴木智也です。私は代表としてサークルに携わってきた一方で、Breakのジャンルリーダーとしても携わってきました。今回はジャンルリーダーとして引退公演Flashにかけた想いを少しばかり書かせていただきます。

困難の連続

私自身、G-SplashのBreakを主ジャンにすると決めてから、大きな2つの困難に立ち向かってきました。1つ目は主ジャンBreakの人数が他のジャンルに比べて極端に少ないこと。2つ目はジャンルの先輩との不和でした。現在は代表を務めている私ですが、過去にはこの2つが原因で、サークルを辞めようと考えていた時期が何度もありました。

breakの同期は最初4人いましたが、途中で2人辞めてしまい、現在は2人だけです。他のジャンルの同期が10人〜30人程いる中、同期が少なく、ジャンルごとで固まってサークル活動をするので、最初の時期は知り合いがほぼ出来ず、かなりサークル活動が窮屈だったことを覚えています。また、当時4人の中で上智大学に通っているのは自分だけで、体育館で自主練をしようと思っても、他の大学に通うBreakの同期はコマ以外で上智に来ることがほとんどなく、他のジャンルの同期たちは、体育館に集まって振りの確認をしたり、振りを作って楽しく練習している中、共に練習をする相手のいない私は、体育館の端で、1人黙々と基礎練習をしていたのを鮮明に覚えています。

また、先輩達との仲もあまり良いものではなく、どんなに努力をしても、1年生のうちにダンス面で褒められたことは1度もありませんでした。特に、一個上の先輩で前代表を務めていたゆうとさんとは、コマの進め方やダンスの考え方の違いからかなり仲が悪くなり、2年の春まで互いの不満を頻繁に口にしていました。他のジャンルが先輩達と円満な関係を築き、サークル外でも楽しそうにしている姿をSNSで見る度に、堪えるものがありました。

悔しさを糧に

こうした悔しい思いを沢山しましたが、その経験があるからこそ、今の自分があると思っています。練習相手がいないなら自分から積極的に探せば良いと、外部の色んなイベントやレッスンに顔を出し、練習に混ぜてもらいました。1人で練習していた僕でしたが、気づけば3年間で多くの練習相手に恵まれました。

また、ダンス面で褒められなかったからこそ、「努力」ではなく「実力」で認めてもらえるまで、練習しようと思えました。今ではゆうとさんに認めてもらい、同じチームを背負っています。たとえ苦しい状況でも、自分次第で道は開ける。この経験は心の大きな糧になっています。

ジャンリーとして1年間、breakの後輩達には出来るだけ上に書いた辛い思いを経験させないよう努めてきたつもりですが、完全に満足させることができたという自信は正直ありません。それでも付いてきてくれる後輩のために、残りの3週間で自分ができることは全てやり尽くしたいです。

最後のショーケース

最後に、今回の引退公演は未来のG-Splash Breakの仲間が増えるよう、照明や振付・構成も今まで以上にこだわってつくりました。曲や衣装のテーマなどは当日配布されるパンフレットに記載があるので、詳しくはそちらをご覧ください。4分23秒に込めたG-Splashへの思いを、ぜひご覧ください。

27th引退公演”Flash”Break 鈴木智也

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