【開催報告】読書からの一歩(2021/11/26)
みなさん、こんにちは。学生スタッフのけいです!
今回は11月26日に開催されたイベント「読書からの一歩」を振り返っていこうと思います。
この企画は学生スタッフのこーやさんが考案してくださったものでして、私は便乗してサブファシリテーターを務めました!
便乗した理由を申し上げると、最近忙しく(原因は不明)、講義や演習で紹介される課題図書しか読めていない状態だったので、「他の人のおすすめジェンダー・セクシュアリティ関連本知りたい!」「冬休みに読む本を決めたい!」と思っていた私にとってこのイベントはとても魅力的だったのです!!
今回は参加者の方たちと学生スタッフのこーやさんそして私のおすすめ本を是非紹介できたらなと思います!それではみていきましょう〜
1.与えてくれる本たち
・『Still Straight』 Tony Silva著
・『聖なるズー』濱野ちひろ著
・『セックスの人類学』奥野克巳 著
・『ベル・フックスの「フェミニズム理論」 』ベル・フックス 著 野崎佐和・毛塚翠 訳
・「BREAKING INTO THE CLOSET: NEGOTIATING THE QUEER BOUNDARIES OFASIAN AMERICAN MASCULINITY AND DOMESTICITY 」
Bui, Long T 著
この4冊は新しい知識を「与えてくれる本たち」です。
私がおすすめした『ベル・フックスの「フェミニズム理論」』は大きな影響を私に与えました。「すべての女性たちの抑圧」という言葉でまとめられる言葉で、更に抑圧されてしまう女性たちの存在。フェミニストと自称することで自身が何に賛同しているのか具体的に分からない、その恐怖からフェミニストと公言しない人々がいるのではないか。など、もっとフェミニズムについて勉強したい!となる一冊です。
2.ライフスタイルをみせてくれる本たち
・『女ふたり、暮らしています。』 キム・ハナ/ファン・ソヌ 著 清水知佐子 訳
・『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』 藤谷千明 著
こちらの2冊は「ライフスタイルを見せてくれる本たち」です。
『女2人、暮らしています』をここ最近読んでいるのですが、とっても面白いです!!!「家族でもない、結婚でもない暮らし方」という今まで見えていなかったライフスタイルについて思いを馳せています。超おすすめです!
3.元気を与えてくれる本たち
・『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』 アルテイシア 著
・『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』 浅原ナオト 著
・『どうせカラダが目当てなんでしょ』 王谷晶 著
こちらの3冊は「元気を与えてくれる本たち」です。日々のニュース、誰かからの心ない発言、色々な場面で出くわす差別などで日々疲弊していく私たちの心。そんな心を癒してくれる本もあれば…癒してくれるというよりも爆笑で心の傷を吹き飛ばしてくれる本たちです。
学スタのカナさんと私はアルテイシアさんのファンなので、『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』おすすめです!!
ちなみに学スタこーやさんのおすすめは『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』です。こちらも読むのを待ちきれません!
以上10冊がこのイベントで紹介されたものになります。
本当は全て紹介していきたいのですが、「百聞は一読にしかず」ということで、
是非実際に読んでいただきたいなと思います!
皆さんの冬休みが素敵なものになることを祈っています。
2022年もGSセンターでお会いできることを楽しみにしています!
それではまた〜! 学生スタッフ けい