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【開催報告】おしゃべりラウンジ テーマ:就活セクシズム (2024/3/8)

皆さんこんにちは!GSセンター学生スタッフのカナです。今回は2024年3月8日(金)に開催したイベント「おしゃべりラウンジ テーマ:就活セクシズム」の開催報告をお届けします。通常のおしゃべりラウンジでは報告記事を書かないのですが、今回はゲストに#就活セクシズム署名チーム SSS (Smash Shukatsu Sexism) の水野優望さんに来ていただいたということで、情報共有をさせていただきます!

当日は男女どちらかを選ばせる性別欄、服装について、採用する側とされる側の権力勾配、ロールモデルの少なさなどが話題に上りました。

印象に残ったこと


水野さんのお話を伺っていて印象的だったのは、権力勾配の話が出た際に「今就活をしていない、採用する/されるの関係にない私たちが声を上げていく」「決してこちら側が『意外と規範に当てはまらなくても大丈夫だから』と就活生に強要しないように気を付けている」という趣旨の発言でした。
私自身就活をして「これはどうなんだろう」と企業側にモヤモヤしたとしても、口に出したら選考に影響するかもと考えスルーしてしまったことがありました。そのため、水野さんのような方や団体が現状を変えるため、リクルーターやスーツ業界大手などに働きかけを行ってくれているのはとても心強く思います。

情報共有


服装について話していた時に水野さんが紹介してくださったのが『自分らしく働く LGBTの就活・転職の不安が解消する本』で、その中には既存のバイナリーな就活の服装以外の選択肢をイラスト付きで提示されていました。GSセンターにも置いてあるので、ぜひ気になる人は来室して読んでみてください!
自分らしく働く LGBTの就活・転職の不安が解消する本(星 賢人)|翔泳社の本 (shoeisha.co.jp)
なお、専門職員のあかねさんに教えてもらったのですが、JobRainbowのサイトにも同様に載っていました。
セクシュアリティにとらわれない身だしなみとビジネスマナーとは?【LGBT就活・転職ガイド 1-7】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」

また、オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」の渋谷モディ店が「All-Gender Store(オールジェンダーストア)」であることも教えていただきました。渋谷だけでなく他の支店でも、問い合わせをすれば「喜んで相談に乗ってくれる」そうです!既存のバイナリーなもの以外のスーツが着たい方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?
FABRIC TOKYO、渋谷モディ店をすべての性別に対応する店舗としてリニューアルオープン | 株式会社FABRIC TOKYOのプレスリリース (prtimes.jp)

今回のイベントは、大学2年の11月からGSセンターで働き始めた私にとって最後のイベントでした。この報告記事の作成をもって、学生スタッフとしての仕事は終わりになります。最後にこのようなイベントに携われてよかったです。2年と4か月の間、ありがとうございました!