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【仕事✖️ヒント】プレゼン100点満点!のタミさんの成長の軌跡から解くプレゼン上手のコツ2

プレゼン力(りょく)とは「蓄積力だ!」

ということで、前回は“蓄積”にスポットを当てて、プレゼン力(りょく)をUPさせたタミさんを分析してみました。

今回は、実際に“話す”ということにフォーカスしてみたいと思います。
“蓄積”がプレゼン力(りょく)の基礎編だとすると、“話す”は実践編でしょうかね。

聞く人の興味を引きつけて、話の内容がちゃんと相手に届くためには、当然ですが話し方は大事です。

タミさんの話し方は、“ちょうどイイ”と評判です。
さて、どうしたらそんな“ちょうどイイ”話し方ができるのでしょう?

これもタミさんの行動にヒントがあるはずです。
では、テレワークのタミさんを覗いてみましょう。

1、アウトラインを作る

話したいことは、頭の中だけでまとめておくのでも、全文原稿にするのでもなく、伝えたいことのアウトラインを書いておきます。

相手について、ある程度得ている情報を元に、ゴールを決めて、伝えたいことは3つほどのポイントに絞り、そのポイントを補強する説明や情報を少し書いておきます。

ここで大事なのが書きすぎないことです。書きすぎると、どうしても読んでしまいますから。相手に合わせて臨機応変に対応できなくなります。

タミさんの場合、ひとつ説明するごとに、「質問はないでしょうか?」と聞いてみたり、自分が準備したものに、相手がそれほど乗ってこない、興味が薄いように感じたら「〇〇の中から、ご興味のあるものはありますか?」と、スパッと質問します。

これは、アウトラインを準備しているからできる余裕ですね。
相手の反応によっては、上手に繋げて準備した話を続けられるかもしれないですしね。

2、見る

アウトラインを作ったら、スマホをセットして…ガサゴソガサゴソ…姿勢を正して…
タミさん喋り出します…

プレゼンです!お一人様プレゼン!
これはただの練習じゃありません、自撮りです。

そう、“見る”とは、プレゼンしている自分の様子を録画をして“見る”んですね。

表情や動きに注目して見ます。
GSCのプレゼンはZOOMや動画で行います。体の4分の1くらいしか映らないわけです。

耳より、目から入って来る情報の方が強力ですから、こちらの話す内容に集中してもらうべく、無駄な動きが多い、癖のある動きをする、あまりに微動だにしないなど、自分の話している時の表情や体の動きを知って、改善します。

私個人的には、表情一つ変えずに話す人が苦手です。話を聞いてるとだんだん、この人…AIか?!と、気になって仕方がなくなってきて、話どころじゃなくなります。これじゃ、せっかくの準備がモッタイナイことになっちゃいます。

と、人のことを言ってられないんですけどね。時々代表に「なんちゅう顔してんのや」と言われます…ちょっとでも嫌だな〜と思ったら、顔に出てるみたいなんですよね。
タミさんの自撮り、私もやってみようかと思います。

3、聞く

これはさっきの自撮りを使って、今度は自分の喋りを聞きます。

聞いていて話の内容がスーッと入って来るか、声の調子や、話すスピード、言葉と言葉の間の休止、話の運び方、話の流れや順番とかに注意して聞いて、調整するんでしょうね。

“ちょうどイイ”話し方に直結するところです。

また私個人の意見ですが、話の内容が理路整然としていても、急な坂道を転がるボールのようにペラペラペラ〜と喋る人は、その時はスゴッ!と思いますけど、言葉が残らないというか、結局何言ってるんだ?この人…となって、これもまた、もったいないな〜と思います。

そういう自分は?というと、話すのが遅くて相手をイライラさせがちです(笑)

言葉と言葉の間の休止や、話すスピードって大事です。だけど、なかなか難しいのです。
自撮りして、第三者的に自分の話し方を聞いて分析するのは、良い方法ですね。

録画して、分析中…

4、ルーティン


タミさんは1週間に一度、1週間分のメモを振り返る時間を取ります。「ノートを振り返れ」という、代表の再三再四の言葉通り、これをきちんとルーティンにしているんですね。

振り返りは5分から10分程度、長い時間はかけないので、メモの仕方が工夫されています。

例えば、後ですることを書いたら、横にはチェックボックスを付けておいて(手書きですよ)、やったかどうかチェックできるようにしておいたり、誰かに質問することはハテナマーク、予定には星マークを付けておいたり、忘れちゃいけないことは箱で括ったり…

後で振り返りやすいように、色やマークを駆使してメモが取られています。

ノートの振り返りは大事です。
私のメモは振り返りにものすごく時間がかかる書き方なので、改善したいと思いつつ…なかなか性格丸出しメモから脱せない日々です。

GSC代表はあんな風貌ですが、ものすごくノートを使う人なんです。
どうしたらあんなに書けるんでしょう?!てぐらい、お書きになってます。

オフィスなら、何を書いてるのかチョイチョイお部屋を覗きに行きたいところです。テレワークの残念なところです…遠すぎて行けない…

そういえば、風貌とノートを書くことは関係ありませんね。
でも、障がい児専門の家庭教師をやっていたと言ってもなかなか信じてもらえない今日この頃…のGSC代表です。

「人は見た目と違うんや」とつぶやいてます。

と、話がそれましたが、2回に分けてお届けした、タミさんのプレゼン上手のコツ、いかがだったでしょうか?

私は、いきなり何かスゴイことをやれば上手になるわけではなく、コツコツの積み重ねですね、と思いました。

さ!蓄積、自撮り、振り返り、明日からさっそく始めましょう!


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