見出し画像

こういう審判になって欲しい。

既に試合が始まっている地域もあるようですね。
昨年の反省はされましたか。

そして、その反省から、今年の目標を見つけましたか。

自分を向上させるためには、同じ先を見て審判をされいる方を見つけることです。
違うものを求めている方達と、一緒に審判に関してのやり取りをしても、お互いに時間の無駄ですからね。

正しい判定は1つです。

色々あるなんて言っている方もいると聞き及びましたが、それはあり得ません。

また、あれもこれもやってみたいと思ったとしても、それは無理です。
時間が解決するというものもあるのですよね。

焦ってはいけませんよ。

ジックリと前を見据えて、その試合を一生懸命に判定する。
これが大事です。

やる度に間違うのではなく、やる前に疑問を解決して、試合では伸び伸びと判定して欲しいのですよ。

堂々とした判定する態度は、チームから信頼されますね。

難しかったら「流せばいい」なんていう助言はしないでくださいね。

「流す」というのは、判定をしないことです。
宜しいでしょうか。

もし「流して様子を見ました」というような事を言っている審判がいたら、「判定しろ」とアドバイスして欲しいですね。

難しかろうが、簡単だろうが、審判は判定することで「審判」」だと言われるのですからね。
流しているのでは、観客と同じです。

判定するということは大変な事です。

当該審判の責任で判断して判定するのですから、流しちゃ駄目ですよ。

ナッシングという言われ方をする場合がありますが、流す事とナッシングは
まったく意味が違います。

でも大方はナッシングと流すと同じ意味で使っていますね。
違うのですよ。

そこには「審判としての判定」が介在するのです。
その審判としての判定に意味があるのですね。
流したら意味が無くなるのです。
結果が同じだとしても、見る人が見れば、内容が違うのは一目瞭然です。
誤魔化しても、まともな審判であれば騙されません。
 
 
それを色々なやり方があるなんて言っていると、それは出来ない審判同士の傷の舐め合いだとは言えませんか?

判定に簡単も難しいもありません。
見たままに判定する事が一番大事なのです。

見たままに判定する事は言うほど簡単ではないというのは、皆さんご理解頂けるのではないでしょうか。

見たままに判定するには、「精神的なもの」がとても重要になります。

また精神的なものかと思うかもしれませんが、事実ですので何度も書きます。

精神的なものを蔑ろにしていると、結果的には「見たままの判定」が出来なくなってくるのですね。

周囲の雑音に影響されたり、ミスを引きずって、自分で何をしてるのかさえ理解出来ない状態で試合終了を迎える。

精神的なものが弱いと、簡単な判断さえ出来なくなるのは、私も経験済みです。

精神状態というものは、自分でコントロールするしかないのですから、普段の考え方が大事なのですね。

一生懸命に夢中で審判に取り組む事が出来るとすれば、良い判定が出来るはずです。

夢中になると周囲が見えなくなるという弊害もありますが、周囲だけを見ているよりは(笑)、納得する判定が出来る確率は高まりますよ。

文句を言われたら嫌だとか思うのは、それは裏をかえせば、自分の判定に自信がないからですよね。

もし自信があるのであれば、何を言われても関係ありません。
それがたとえ間違った判定だとしてもね。

正しい判定をしたにもかからず、周囲の雑音で「疑心暗鬼」になるとすれば、それは判定の正確さよりも、精神的なものを鍛えなければならないという証拠じゃないですか。

その証拠を自分で感じているのに、精神面を鍛えようとする方は案外少ないのですね。

経験年数が多いのに同じような間違いをしている審判は、精神的な面が疎かになっているのではないでしょうか。

ところが経験年数が多いというだけで、ベテランだと勘違いするとすれば、周囲の審判は表面ではベテランとして扱ってくれるとは思いますが、内心は尊敬する気持ちはないのですね。

ベテランが一生懸命に審判に取り組むことで、更に仲間からの尊敬を得る事が可能なのですが、胡坐をかいてる方が多いのは残念です。

グラウンドに審判として立ったら、一人の審判なのですよね。
そこにはベテラン・初心者は関係ありません。

ベテランでも一生懸命に審判をする、初心者は我武者羅に審判をする。
みんな一生懸命に審判をする。
これで良いじゃないでしょうか。

試合を終わって笑顔で試合終了の挨拶をしようじゃありませんか。

今年はこのような審判の方達が増えてくれることを願っております。

審判はテクニックじゃありません。
<深い意味があります>
 
 
終わります。

あ、
言い忘れましたが、「グラウンド」であって「グランド」じゃありません。
「プレイ」であって「プレー」じゃありません。
「ファウルボール」であって「ファールボール」ではありません。

「公認野球規則」をシッカリと読まれている方であれば、間違うわけがありませんよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?