判定の精度は常に100%です。
審判が求める「判定の精度」は、常に100%でなければいけませんね。
判定の精度が80%で良いという方も中にはいると思いますが、それは審判の立場を理解している方が言う事であって、審判自身が言う事ではありません。
そのような事を言っている審判の方がいるとすれば、80%どころか50%の精度もないと考える事が出来ます。つまり、滅茶苦茶。
人間が判定するのですから、間違いはあります。
しかし、審判に求められているのは、100%正確な判定だというのは、皆さん感じるのではないでしょうか。
そして、そうなるように日々精進されている事と思います。
1試合で投球の判定は、300球前後あると思いますが、その中で80%の精度の判定だとすれば、60球は間違っているのですよ。
お話になりません。
1球の間違いでも、周囲から非難される審判という任務は、常に100%を求める事で成り立っているのです。
それを自ら80%で良いのだという事自体が、その審判という任務を理解していないと言わなければいけません。
自分に厳しい目標を持たずして、良い判定ができるはずがありません。
80%で良いという方は、その程度の取り組みで審判をしているという事であって、そこには厳しさなどは感じる事が出来ませんね。
ですから、難しい試合は任せられないのです。
ただ経験年数だけを経て、先輩面をしても、その判定の精度が80%じゃ、誰も話を聞きませんよ。そうでしょ。
プロの審判でも、メジャーリーグの審判でも、100%を求めて判定しているのですよ。
でも100%の正確な判定は、実現不可能です。
しかし、100%を目指すわけですよね。
自ら80%などという事は、正しい判定を求めている審判が言う事ではありません。
その言葉を発した瞬間に、審判としての姿勢と、判定に対しての取り組みに疑問符が付くのです。
貴方は、100%精度のある判定を求めますか?
それとも80%の精度で満足しますか?
失敗したら明日の審判の割り当てが無くなるという気持ちで、一生懸命に判定をしていますか?
明日の試合で上手く判定すればいいという事を思っていませんか?
人との出会いも、プレイとの出会いも、一期一会。
だから、大事に判定するのです。
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