UKの映画配信事情

1週間前になりますが、Gruviのブログで下記の投稿が公開されました。

UK(英国)において、劇場公開作品がこのコロナ危機(劇場閉鎖期間)どうなっかたをまとめたものです。

日本語にする際に、わかりずらいので表にしてみました。

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薄いオレンジの作品:劇場公開せず、配信に踏み切った作品

黄色の作品:いわゆる、day and dateという劇場公開と配信を同時に開始した作品

緑の作品:劇場公開後、1ヶ月未満で配信を開始した作品

みてみますと、独立系配給会社の作品だけでなく、大手も(中規模作品ではありますが)やはり、なるべく早い配信を検討しないといけない状況なのは明白です。

従来、劇場公開はその作品の宣伝イベントとしては、やはり重要で、興収目標に達することも大事ですが、どれだけ、劇場公開時に話題になったかでその後の配信やウインドウ戦略にも大きな影響をもたらします。

劇場ヒットのおかげで、配信開始時にマーケティング予算をかけなくても一定の売り上げをあげることができたと思います。

今後、劇場公開より先に配信を開始することも、徐々にではありますが、作品規模によっては増えることは間違いないはずですし、劇場数や席数の減少に伴い、公開打ち切りが早まる作品が早々に配信を開始することも増えるでしょう。

そうなった場合、配信作品の宣伝、トータルなマーケティング活動が重要になります。どの配信プラットフォームが効果がいいのか、どのメディアに出稿するのがターゲットオーディエンスにリーチできるのか、劇場公開時に実施したキャンペーンの結果やデータをどう活用して、配信作品の宣伝を実施するか。

劇場公開と配信とでは、宣伝チーム、予算が異なりなかなか一気通貫のマーケティングが難しい配給会社も多いと思いますが、そこは、言い訳なしで、変えていく必要がありますね。

Gruviでは、様々な作品の配信支援を開始しております。独自の広告フォーマットやオーディエンスデータを活用した宣伝施策の設計、実施を支援致します。

現在、まずは、相談したいという配給会社様には無料のコンサルティングも実施しております。

少しでも、ご興味がございましたら、お気軽に下記まで、お問い合わせくださいませ。

お読みいただきありがとうございました。

配信、劇場公開に限らず、映画を効果的に宣伝することに興味があれば、是非、お声がけください。