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Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第九十二回「流体使い」

岼音ソウ

グランプリ5戦目の対ユキシマ、先4アリアをワンダーツリーの守護羽虫で生還させて勝ったのが最高に脳汁だったね〜。また配信しよ

本日の抽選は…

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Re:92回「ゴーレム使いづれえ、流体使い」

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OOT-ブロンズ
2コストネメシス・フォロワー
2/2→4/4
ファンファーレ 防御型ゴーレム、攻撃型ゴーレムの中から、ランダムに1枚をデッキに加える。
共鳴 状態なら、ランダムに1枚ではなく、防御型ゴーレム1枚と攻撃型ゴーレム1枚をデッキに加える。

うんうん、アタシってば天才！？
決まった形にならないってことは、
好きな形になれるってことだもんね！
さぁかわい子ちゃんたち、いろんな形になってみようっ！

ふむ。所詮は模造品だが……
出来としては悪くない。
――パラケルスス

防御型ゴーレム
トークン-ゴールド
2コストネメシス・アーティファクト・フォロワー
3/3→5/5
守護
ファンファーレ エンハンス 4； +1/+2する。

攻撃型ゴーレム
トークン-ゴールド
2コストネメシス・アーティファクト・フォロワー
3/3→5/5
突進
ファンファーレ エンハンス 4； +2/+1する。

cv.優木かな。よ゛ろ゛し゛く゛お゛ね゛か゛い゛し゛ま゛ー゛す゛！゛アイシィレンドリングの声優として有名(ネタバレ)

流体使いはOOTにて登場したAFNmの強化パーツ。2/2/2で出た時ゴーレムを埋める。この時、必ず共鳴になるように埋める。非共鳴ならどっちかランダムに1枚、共鳴なら両方を1枚ずつといった感じ。

2/2/2で山にAF埋めるフォロワーは以前にも多く登場していて、それらはかなり使われていた。イカロスや魔鉄の獅子、歴史を知る者などが挙げられる。序盤は山にAFを埋め込み、6のデウスエクスマキナ、STR以降は機構の解放でそれを引き込んでいくのが試合の流れとしてキレイ。それ故に、2/2/2とテンポを失わずに山にAFを埋められるのは偉い。

ゴーレム2種はこれ以前にパラケルススのみで登場していたトークン。パラケルススはBOS人形ネメシスでかなりの活躍を見せており後4進化でかなり強かった。2面処理や守護込みのそこそこ盤面形成を出来るのがグッドスタッフ的性質が強い人形ネメシスではいい感じだった。ただ、この当時だとAFであるということは一切活かされてはいなかった。

流体使いはこのゴーレムをAFとして活用するように作られた初めてのカードであり、ちゃんと2/2/2のAF山埋め族と活躍が約束された形であった。

で、実際どうだったかというと、微妙。

理由はゴーレムがAFとして弱い。2コストAFという時点で他の1コストAFより使いづらいが、特にヤバいのがエンハ4。邪魔すぎる。パラケルススで使う分にはエンハ4は使い道が増えていい感じだった。でも、AFネメシスは加速装置やら機構の解放やらでAFのプレイに付属したpp詐欺をしまくるデッキだから、高コストAFはかなり使いづらい。加速装置があるから攻撃型の突進が腐ってるし。そもそもエンハ4はコスト詐欺度が大して高くないし。なんか噛み合わない。

こいつが出た当時ではAF種類参照札も無いのでそこも悲しい。そしてようやく登場した種類札のモデストが出たVECアディの1ヶ月後にこのカード落ちちゃった。悲しい。

ただ評価出来る点はある。それが、共鳴操作ができるところ。歴史を知る者で非共鳴→共鳴は出来たが、このカードはいつ出そうが共鳴となる。共鳴は初期AFだとかなり重要なので、そこをいじれるのは最高。でもまぁ、共鳴操作が必要になってくるのはマキナ出してからが本番。その頃まで行くとドロー力がツヨ=スンギなので別に他のカードでもどうにかなる。それ故にそこまで欲しい感はない。

あと、こいつと超相性いいカードがある。それが機動鎧装。

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機動鎧装
OOT-レジェンド
4コストネメシス・フォロワー
3/4→5/6
直接召喚 自分のターン終了時、このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードが10枚以上なら、このカードを1枚、自分のデッキから場に出す。
守護
進化時 コスト3以下のアーティファクト・フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出す。

直接召喚が空気過ぎることで有名なこのカードだが、進化時に山から3以下のAFを場に出せる。その3以下のAFで一番強いのがゴーレム。当時基準で言えば4tに5/6守護+3/3突進or守護が立つのは結構脅威的。

ただ、このコンボが暴れたかというとそんなことはない。そもそもAFデッキを組む以上、イカロスや魔鉄は入ってくる。機動鎧装をフルパワーで使うなら4までに流体使い以外を出してはいけない。ランダムだから運良くゴーレム出せるかもしれないけど。そもそもそのゴーレムだってどっちが出るかランダムだし。しかも後手4しか強くない。悲しい。別にアナライズとか出てもめちゃめちゃ弱いわけではないんだけど、強くもない。

こんな感じでなんとも微妙な評価で終わってしまったカードとなっている。pickならちょっと強かった気もするけど、そもそもが最強なネメシスだからな気がする。

AFとしてのゴーレムの使いづらさはこいつで運営も承知したようで、以後のゴーレムは別の形でトークンとして用いられるようになる。直接手札に加えるヴァーテクスコロニー、場に出すジャスパーといったラインナップ。それに加えて種類軸の本格化によってこれらは強カードとしてAFネメシスで活躍した。流体使いはこいつらのための礎になったカードと言っていいだろう。(ジャスパーに関してはゴーレム云々とかじゃなくてAFを山に埋めない時代のカードだから微妙だけど)

進化後イラストかなり好き

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デカイモンスターと女の子の組み合わせって、いいよね〜。

ゴーレム関連ということでか、進化後フレーバーテキストにパラケルススが登場している。なんか偉そうで嫌だな、偉いのかも知んないけど

トークンの方がレアリティ高い族。ゴーレム、パラケルススの後ろに書かれているのとほぼ同じ見た目なので、専用トークンのつもりで刷っていたのかもしれない。ならAFは付けなくない？と思うかも知れないが同期のロボミも無駄にAFが付いてる。また、ゴーレムのフレーバーテキストはパラケルススのセリフで構成されているのもこの説の証拠となる。

飛翔する狩鳥の時は、普通の汎用テキスト書けたのにどうしてこんなことになってしまったんだ？(セルウィンの号令回参照)そういうフレーバーテキストは乙姫に対する乙姫お守り隊くらい明白に専用トークンなやつだけにしとけって。こいつに関しては進化後フレーバーテキストにパラケルススいるからまだいいけど、ヴァッコロちゃんとか何も関係ないぞ

前回→わがままプリンセス

次回→インペリアルマンモス

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