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Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第五百二十回「マグナレガシー」

自動車学校行ったけど、テンパリすぎて運転が俺にはできない事を悟った。もう無理だろ、免許取るの…。自動車学校行ったら疲れすぎてシャドンバやれてねえ

本日の抽選は…

Re:520回「破滅の遺物、マグナレガシー」

CGS-レジェンド
8コストネメシス・フォロワー
6/6→8/8
ファンファーレ 相手のフォロワーすべてに「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの数」と同じダメージ。

天高く其れは聳え立ち、地上の者を睥睨する。
大地よ、心せよ。
機械仕掛けの『粛清』は、常に汝に寄り添うもの也。

天なる者は皆朽ちた。
だが、大地を屠る『粛清』の力は朽ちはしない。
『目覚めよ』…ただその一言を待ち永久に眠る。

マグナレガシーRB

マグナレガシーは時空転生にて登場したネメシスフォロワー。このカードが登場したCGSはネメシスの初登場弾、つまりネメシス初のレジェンドである。

スタッツは8/6/6。効果は出た時相手フォロワー全てに「このバトル中破壊されたアーティファクトの数」だけダメージ。気分良い!!

AFネメシスは最初期から今まで続くネメシスの主要テーマ。マグナレガシーは最初のレジェンドらしくそれのサポートとなっている。

このカードが参照する「このバトル中破壊されたアーティファクトの数」は最近良く参照される「このバトル中破壊されたアーティファクトの種類の数」より圧倒的に稼ぎやすく、初期から8ターンの最速着地でも7点くらいなら容易に出す事が可能。なんせ初登場のCGSからデウスエクスマキナや加速装置生命の量産といったイカれカードがあるので。そのためマグナレガシーは雑に8コストの全体破壊として扱うことができる。

今でこそコルネリウスやらアマツみたいに相手の面だけブッパするカードは色々あるが、当時だと相手の面をぶっ放そうとするとテミスや黙示録のように自分の面ごとぶっ飛ばすカード多めだったので結構凄い。自身のスタッツも6/6と結構大きいのでブッパした挙句相手に除去を要求することもできる。

ただ、使いづらいポイントもある。それが8コストの除去としてしか使えないという事。AFは加速マキナでpp詐欺を行いながら山札ガンガン回していくデッキであり、また加速装置の突進付与により面をぶち壊しまくれる。AFは元々面処理に秀でたテーマなのだ。そのため、マグナレガシーの除去は過剰だと言えた。1枚で全てぶっ潰せるので欲しい場面が全く無いと言えば嘘になるのだが、少なくとも登場したこの問題からCGS時点ではあまり使われていなかったようである。

ただ、次弾DBNにてマグナレガシーはAFネメシスにて活躍を見せ始めた。

使われるようになった理由として、マグナレガシーの出力がミリアムとかイカロスなどの追加カードで上げやすくなった、というのもあるが一番は環境の変化だろう。登場したCGS環境ではわざわざマグナレガシーを使ってまで焼き払いたい盤面を作ってくるようなデッキがあまり無かったのだが、DBNではジンジャーウィッチやミッドレンジRのアーサー展開といったAFだけでは対処しづらい超展開が見られるようになったのである。これらをマグナレガシーは一発で全て塵芥へと還す事が可能。最高だ〜

ただDBN以降ではAF埋め・サーチが強化されたり環境的に刺さりが良くなくなったりで使われることは無かった。残念やね

STRにてリメイク(?)がなされた。それがマグナジャイアント。リメイク(?)と書いている理由はマグナレガシーの正統派リメイクではなく、マグナレガシーの砲身部分を装備として持っているだけだからである。

文明降臨!

能力は機械版マグナレガシーといった感じなので見た目以外は正統派リメイクなのだが…

マグナゼロのフレーバーテキストには

それは、封印されし禁断のプロトタイプ。
文明を滅ぼす力を持つ巨人。眠りより目覚め降臨する。
白き巨人の腕に搭載されし、古代兵器を奪うために。
「文明殲滅。マグナゼロ」

と書いてあることからマグナレガシーを巡って熾烈な戦いが繰り広げられているようである。そんなに重要なんだ、マグナレガシー。

神バハでの設定はホムンクルス2体によって起動できる兵器。このホムンクルス2体とはスピネとルチルの事である。神秘の遺物・スピネ&ルチルのイラストは正にスピネとルチルがマグナレガシーを起動するシーンとなっている。能力のAOEは明らかにマグナレガシーを意識して作られているといえるだろう。この設定はシャドバだと語られていなかったのだが、HORにて登場した遺物の同調のフレーバーテキストにて

天空城を天人より解放すべく、人造の姉妹は手を重ねる。
「マグナレガシーの起動……力を、貸してくれる?」
「スピネ……。うん、うん!一緒に、取り戻そう!」
――救世の騎士・四の物語、スピネ&ルチル

シャドバでもこの設定が見れるようになった。

この通りマグナレガシー、カードとしてはあんま使われてないくせにマグナジャイアント及びゼロ・セイバー、スピネ&ルチルの能力の元ネタとなっている。謎に影響力強い。なんなんだ

エボルヴではクラス:ネメシスの消失に伴い、ロイヤルのカードとなった。文脈としては天空城関連のカードなのでまぁ妥当ではあるね

能力はAFの概念消失によりだいぶ変わった。山札を半分ぶっ飛ばし、そのぶっ飛ばした枚数に応じてAOEをぶっ放すイカれカードと変わった。デッキ15枚ぶっ飛ばすの無理じゃね?って思うけどエボルヴでは初期山札を50枚まで盛れるからいけるらしい。知らんけどTwitter見た感じかなりやれるカードっぽい。これが活躍するのすげーな。

ちな、タイプ:マグナは現状このカードしか存在しない。わざわざタイプ作ったってことはジャイアント、ゼロ、セイバーも出す気満々なんだろう事がわかる。タイプ機械・自然をパックとして出す事はすでに分かっているのでジャイアントもうすぐ出そう。楽しみ!お前は山札を1枚まで吹っ飛ばせ

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