アクションカムって、何買うと幸せになれるの?

 昨日に連載記事の続きを書いたところそんなお話を目にしたのでちょいと補足かねがねご案内します。

 アクションカムって、まあ有名なのはGoPro、insta360、DJIActionあたりですかね?特にGoProがこの世界を切り開いたのは大きな話で、小型カメラによる撮影はさまざまな映像シーンで新しい世界を生み出しました。

 そんなアクションカムは大別すると通常撮影型と360度撮影型に分かれます。通常撮影型はGoProなどのレンズが前にあるタイプで、360度型はインスタやGoProMAXなどのように前後にレンズが付いているものです。それぞれにメリットデメリットはありますが、一番使いやすくわかりやすいのは通常型の方です。360度型は撮影こそ簡単ですが画像処理と編集の手間があり、またその処理するための機材もそこそこ以上の性能のスマホかタブレット、パソコンが必要になります。通常型の良いところは撮影した映像をそのまま見たり編集できることで、煩わしさを感じる人には通常型がおすすめです。

 編集などが苦でなく、最近のiPhoneなどを持っている場合は360度型は損のないカメラになります。360度型だからといって通常型のような使い方ができないわけではなく、設定によっては通常型と同じ使用方法もできます。ただ専用のカメラと併用のカメラとでは性能の磨き上げが違い、画質にこだわる場合やスローモーション撮影をしたい方は360度型よりも通常型の方が幸せになれるでしょう。

 ところで通常撮影型には「中華カメラ」と呼ばれる派生カメラが存在します。GoProなどと同じような見た目でアマゾンなどで随分安く売られているアレです。
 中華カメラ。価格はとても魅力的なのですが、その実カタログ記載のスペックが無い、すぐ壊れるなどの不具合も多くあります。すでにアクションカメラを持っていて買い足す程度ならばおすすめしますが、初めて買う場合はちょっと検討した方が良いものかと思います。もちろん返品や返金などの事もできますが、スキーなどの激しい使用のことを考えると・・・壊れるかも?と言うことは無い方が幸せになれます。
 ついでに言うとこの中華カム、記録用のSDカードを壊してしまうものも存在します。その頻度は運次第、安いなりの問題は必ずあるものですし、使えたとしても防寒対策が弱くスキーなどでの低温状態では10分もせずに使えなくなってしまうものも珍しくありません。
※GoProなどでは寒冷地用バッテリーなんてものも出てますね。インスタは比較的元から対策されているようなので、サブバッテリーが一つあれば気にならないといったところでしょうか。

 一番大事なのは、どれくらいの予算でどういった使い方をするのか?です。こう言う点で言うと、ちょっと試すぐらいならばスマホが一番楽かもしれません。そこそこのスペックのカメラでよければ撮影専用に中古のスマホを手に入れると言うのも手ですし、スマホまで選択肢に加えると選び方はずいぶん広がります。

 なお、一般的にもしカメラを買って始めよう!とするならば現在だと

アクションカメラ 70000円
記録用SDカード 10000円
自撮り棒 5000円

 こんな予算でしょうか?記録用SDカードは案外盲点で、これが低スペックだと故障の原因や記録ができないなどの不具合になります。最低カメラが必要とするSDカードのグレードは案内がありますので、それを参考に選ぶと良いです。
 そうそう、インスタ360OneX2のマイナーな不具合ですが、SDカードが抜けなくなるトラブルがたまにあります。これの対処はボールペンがあれば解決可能ですが、初めてコレに遭遇すると大体困ります。

爪で押しても抜けなくなったら
ここにボールペンの先を引っ掛けて少し右に力をかけながら軽く押すと抜けます。
※こちらは参考に自己責任でお願いします

 私も出先でコレになり困りました。毎回抜けなくなるようであればSDカード自体の変形か、修理依頼をすべきかと思います。

 以上をまとめますと、まずはスマホなどで試してみて、良さそうなら貯金してそれなりのアクションカムを買うのが良さそうに思います。GoProなどは新型出るたびに旧型が特売になる事もあるので、そういった機会を逃さずに利用するとSDカード代くらいは節約できるかもしれません。

 そういえばGoPro11がリークされているそうですね。Miniの方は画面まで廃して小型化するようなので、小さくなって使い勝手がとても良さそうに感じますが、おそらく確認用にスマホ連携が必須になっているかと思います。となるとスマホもそれなりのものが必要になって・・・また悩ましい悩みが生まれそうですね。

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