ジョン・ウィック:コンセクエンスの話
・ジョン・ウィック4 コンセクエンスを見ました。
・以下ネタバレ有、語彙力無しの感想。有益なことは書いてありませんし、時系列がごちゃごちゃになっているかもしれません。
・初っ端から神曲の引用と、普通の劇場でも重く響くジョンの正拳突きで口角ぶち上がり脳内イーッヒッヒッヒwwww状態になりました。「一切の望みを捨てよ」←は?かっこよすぎる……。
・前作、前々作の名もなきかしこ犬(おりこ犬でもある)はキングが飼っているみたいで安心した。地下を拠点にしてるっぽいし、管理していた伝書鳩たちは野生に返ったのかな~3で、キングの手の中で優しく撫でられている白い鳩可愛かったよね。
・おい!!!!!!!!指゛輪゛返゛し゛て゛よ゛ぉ゛!゛
・なんかさ~~~、3で指輪を渡した時点でそれ本当に返してもらえる!???!ってすごい不安だったんだけど、もう、案の定でキィーーーーーーッッッってなっちゃった。引き継ぎとかちゃんとしてよ!!!
・でもよく考えたら図書館にあるA・アファナーシェフ著 1864年版 ロシア民話集の中にヘレンとの写真は残っているんじゃないか!!????ウィンストン回収して;;;;;;
・私を撃ったところで何も変わらないが?って言われてたけど、まあ、殺すよね……。
・シャロンの死、悲しい。3を復習した直後だったのでなおさら寂しい。シャロンを演じたランス・レディックさんが亡くなっていることも。
・オタクは主従に弱い。ここから先は良くないことが起こるぞと言われながらも最後までウィンストンについていったところと、「友でいれて良かった」という言葉で初っ端からボロボロ泣いてしまった。そのあと「殺すなら私を……」をウィンストンが呟くところも。ウィンストンのこういう吐露は珍しい気がした。
・伯爵の嫌~~~~な金持ち感すごすぎて笑ってしまったし、シーンごとにガラッと変わるスーツの美しさもすごい。足なげ~~~………。
・伯爵がいるシーンの護衛の多さすごい。どうやってこの仕事に就いたのかめちゃくちゃ気になる。志望動機とか聞かれるのかな。護衛の人って立ち仕事辛いとか思わないんだろうな(そりゃそう)。
・思ったよりも大阪コンチネンタルの登場が早くてびっくりしてしまった。結構な見せ場だと思っていたからこんな序盤に持ってくるんだ?と思ったけどそのあとも100回ぐらい見せ場があったから何も問題なかったし、早々こちら側のテンションをぶち上げてからそれを下げることなくエンドロールまで持っていくの、すごい。
・彩度アッゲアゲのネオンギラッギラの大阪良い。
・公式がTwitterで目についた日本語看板はどれでしたか?みたいなツイートをしていたが、私は豆柴カフェの看板が目についた。こんな全人口の4割は殺し屋みたいな世界にも豆柴カフェはあるんだ。
・おい!!!!!!!!!真田広之かっこよすぎかい!!!!!!!!!!!
・そんでもってドニー・イェンもかっこいいんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・リナ・サワヤマ美しすぎかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・私はウイスキーはあまり得意ではないんだけど、映画に出てくると飲みたくなってしまう。山崎、どんな味なんだ……。
・大阪コンチネンタルの好きなシーン→コウジの側近っぽい縞スーツの2人、ヤクザっぽい人たちがコウジに挨拶するところ、戦いに行く前に酒を飲み干すところ、食料保管庫から武器がめちゃくちゃ出てくるところ(ここ良すぎてニチャニチャした)、日本刀・弓矢部隊がいるところ、抜刀するところ(IMAXで聞くここかなり最高だった)、力士が張り手でなんとかするところ、女性の戦闘員もいたところ、アキラが階段で逃げる敵の背中を刺すところ、ケインがラーメン?蕎麦?すすってて仕事しろ!!って言われて渋々動くところ。
・弓矢、かっこいいけど不利では!!???!?とはちょっと思った。でもかっこいいからいいか。
・これは2回目で分かったことなんですが、ケインはコウジ側の人間(コウジの側近たち?)は殺してなかったっぽい?起き上がれないぐらいダメージは与えていたけど、生かしてはおいたんだなと……だから逆にシマヅ親子が逃げた先にいた首席連合の敵は殺していたのが印象的。
・力士のシーン良すぎてもっと長尺で見たかった。面白過ぎる。私も腕振りかざすだけで銃弾を跳ね返したい。
・おもてなししてあげなさいと言われて一言ハイ、と返事出来るのかっこよすぎる。この世界の殺し屋というか、特にコンチネンタルで働く人たちってもうみんな有事に対する覚悟ガンギマリで中途半端な人とかいないんだろうな。どれだけ攻撃を受けても絶命するまで戦おうとするし、諦めて逃げようとする人がいないのめちゃくちゃ凄い(一瞬で殺されてるからそう見えないだけだったり、普通に見逃しているだけだったらごめん)。
・そういう仕事だから、というだけじゃなくて支配人に対する信頼というか敬意をすごく感じる。食事中のヤクザがコウジに挨拶しようと立ち上がろうとしたとき、そのままでいい、と手で示すシーンから、ヤクザはコウジに拾われた身だったりするのかな……と妄想したり。コウジはホテルの従業員のことをすごく気にかけていそうだな、という。一人一人の名前覚えてくれてそう。好きになっちゃう。
・「出来るだけ多く殺していってくれ」「押忍」←良すぎ
・ジョンとコウジとケインが共闘する話、見たいけどあまりにも二次創作すぎるかもしれない。多くは語られないけど余白をつい想像してしまう魅力的な登場人物や関係性が多すぎる。
・シマヅ親子も良かった。父と娘として食事をしても結局仕事の話ばかりしそうで良い。この映画でリナ・サワヤマさんを知ったんだけど切れ長の目が美しすぎてびびる。あと衣装のタイトさがかっけ~の。髪長いけどなんかおしゃれにまとめてるよね、いいな……。
・ジョンとケインの戦闘も、ケインとコウジの戦闘もめちゃくちゃかっこよかったんだけど語彙力がなさすぎてかっこよかった、最高、としか言えない自分が憎い。
・闇から現れるノーバディかっっっけ~~~~!!ノーバディの目がちょっと充血している感じ好き。
・シマヅ親子が逃げた先に、死体の中心で鎮座するケインのシーン、痺れるぐらい爆イケでかっこよかったし怖かった。逃げた先に猛者がいるのこえ~~~~!!
・大阪なのに電車が海外っぽくて笑った。ジョンウィック世界の電車って全部こうなのかも。
・MAXでの鑑賞と通常上映の二週目特典狙いで最低あと2回は見る予定なんだけど、ノーバディの手がえらい目に合わされるところはちょっと……。怒る犬に落ち着け!!!っていうとこ、良かったですね。
・ハイパーインフレーションのグレシャムみたいな人出てきた。ポーカーのルール何も分からないからずっと「???」って感じで見てたけど、最終的に暴力になってよかったです!(小並感)
・トランプで首にダメージを与えるところ、良かった。流石ペン1本で3人始末する男。
・人混みの中での戦闘というか、クラブの中で周りの人が踊っている中でのドンパチが大好きだから4でもあって嬉しい!!!
・IMAXで見るここの迫力すごい。やっぱここのシーンが1番好きかも。
・格闘できて倒しても起き上がってくる巨体って怖い。龍が如くだったら体力ゲージ紫ぐらいある。
・そこそこ高さあるところから落とされるところ、嫌だな……。びっくりしてちょっと身体が跳ねてしまったので、後ろの人のノイズになっていないかが不安。あと3のラストもそうなんだけど、背骨がダメージ受けてそうなシーン苦手だなって気づいた。
・クラブにいる護衛、なんでハンマー持ってるの?モブとの戦闘にバリエーションを持たせたい監督のファンサ?(????)助かる。
・殺したこと証明するもの持ってこいって言われてたけど歯一本で大丈夫!??2,3本持っていけば!!???首とかじゃなくていいの!??と要らぬ心配をした。首はちょっと蛮族すぎるか……。
・3でも背中焼かれてたし、ジョンの身体がどんどん大変なことになっていくの見てて辛い。大画面だとなおさら。
・決闘について色々決めるシーン、カイジのEカードが始まるのかと思ったけど全然違った。あの方法で物事決めるのかっこいいな。
・通常上映での得点、一週目だけでいいかな~と思っていたが、映画見た後だとあのシーンのステッカー欲しすぎ太郎になってしまう。
・ジョンウィック世界のパリ、ちょっとラジオで呼びかけただけで治安の悪い人間がわらわら出てきて凄い。あんなすぐ凶悪な武器作れる人たちがいるのやばいよ!!!ジョンウィック世界の日本もそうだったりする?
・こちらが引くぐらい車に轢かれててウケた。景気がいいとまで言える。凱旋門前がめちゃくちゃになってて笑ってしまった。
・エクスペンダブルズ2?でもそうだった気がするけど、車に乗ろうってときに扉を破壊したり破壊されたりすることで車が軽量化するの大好き。面白い。
・廃マンションでの戦闘めっちゃかっこよかったね。私は1のクラブでの戦闘シーンで流れていたLed spiralsが大大大好きなので、音が聞こえた瞬間めちゃくちゃテンション上がったし、ゲームみたいな俯瞰視点に、長回しのカメラはもう、良すぎる。俯瞰だからこそあの火炎付き銃???と部屋の多さが映えるな~と思った。ぬるぬる動くのでちょっと酔ってしまったのが悔しい。
・そりゃそうだよね目の前で犬を見殺しにすることなんてしないよね!!!!!
・1では犬が死ぬけど2,3,4の犬は無事です!!!って言ってる人いるけど、3では撃たれてたし4でもダメージ受けているから死にはしないけどちょっと可哀想な目に遭ってしまう、っていう説明は必要なんじゃないかなあと思う。そのあときっちりやり返すけど、犬が攻撃されて鳴くシーンは聞いていて辛いし……。
・予告で階段から落ちるとは聞いていたけど、あんなに落ちるとは思わなかったから正直そんなに!!??とちょっと面白かったし、予告でもキャッチ―に宣伝されていたけど、転げ落ちてからはすごく絶望的に感じた。普通に登るのでさえしんどそうなクソ長い階段から、敵が出るわ出るわ、もうこの時点で既にジョンはかなりダメージを追ってるわで、それでもなんとか頑張ってやっと上まで来れたのに……、転げ落ちた先が一番下で、クソ長階段をもう一度見上げることになった絶望さといったら……。夜明けも近いし、もう駄目なのか……?
・だからこそ、ここでケインがぬるっと出てくるのも~~~~~~~超ずるい。好きになっちゃう。ありがとう。
・ノーバディも来てくれてありがとう。犬が排泄するシーンで劇場にちょっと笑いが起きてた。
・伯爵の用心棒も体力ゲージ紫色なんだろうな。
・一つ貸しな、のシーンでケインがジョンの手を刺すところ鮮やかすぎてびびってしまった。え!?いま手ぇ刺した!??!と。
・決闘シーン、ずっと祈ってしまった。どっちも死なないで欲しいけどどうするんだよこれ~~~!!!!って思ってたらすごい結果になった。ウィンストンが「ジョンは撃ってない」って言った時の心の中のウオオオオオオ!!!!!という沸き上がりが凄かった。あれを近くで見てたノーバディ、うらやましいとまで言える。
・全てが終わって、ジョンも、我々も、ようやくヘレンのことを落ち着いて思い出せるようになったな、と思う。思い出させてくれてありがとう。シリーズ通してジョンが笑っているのってヘレンといるときだけなんだなあ。
・ウィンストンが最後に言っていた言葉は、組織的な意味の息子なのか、血縁としての息子なのか、どっちだろう。
・ED曲死ぬほど良かった。リナ・サワヤマさんありがとう。エンドロール後も良かった。紫陽花の香りを嗅ぐケイン、良い。でも行いには報いがあるんだよな……。フードで分からないけど、このシーンのアキラは髪下ろしているっぽい?見たかったな。
・2時間49分の大作を、ジョン・ウィックという人生の最終章を映画館で観届けられたことがとても嬉しい。ありきたりなことしか言えないが、この映画を知れてよかった。いい映画だった。あと2回は見に行きます。