2023/1/30週(1/30-2/3)にピックアップした小売業界ニュースをお届けします。今週のおさらいにぜひどうぞ!
2023 年にオムニチャネル小売を形作る 4 つのトレンド
オンライン小売売上高は 2022 年 11 月に 2.8% 減少し、2021 年初めから見られた下降傾向が続いているとのことです。オンライン小売売上高は依然としてパンデミック前よりも多いものの、2023 年はブランドにとってさらに厳しい年になると予想されます。
中でも注目しておきたいのは「CTV (Connected TV)とリテール メディアの交差点」=「別のデバイスやチャネルに切り替えることなく、製品の購入と支払いができること」の利点をまとめます。
コネクテッド TVに小売メディア サービスを追加し、小売ブランドがコネクテッド TV のファースト パーティ販売データを使用して消費者をターゲットにできる=広告の最適化もはかることができるというものです。
ストリーミング+物販
実際、テレビ広告の非常に魅力的な性質と、最終的にループを閉じる小売メディアの能力を組み合わせることは、無敵の組み合わせであり、2023 年の広告支出を促進するデジタル メディアの領域の 1 つになる可能性があります。
アクシオスのサブスクリプション、創刊1年で200万ドルの売上を獲得:「高額 サブスク を払う読者はコンテンツへの関心が高い」
この記事を読むと、B2Bおよびビジネス受けサービス・メディアというよりは、コミュニティに近いような印象をうけました。
コンテンツの関心・興味はもちろんのこと、
まさしく、ここに力点がありそう。
マイクロソフト 、Amazonに直接狙いを定めたリテールメディアサービス発表
※有料会員記事になるので、ようやくサラッと。
記事の中で語られているのは、単一プラットフォームの中で、webもリアル店舗もメディア化するというもの。かつ、このプラットフォームに参加する小売業者はファーストパーティーデータを使用し、ブランドが自社のeコマースサイト以外の買い物客にもリーチを広げる支援も受けられるとのこと。
やはり、リテールメディア元年になりますかね、2023年は。
●その他の記事一覧
【スクープ】キリンビールが「既存流通網のリストラ」着手か、取引条件変更を卸業者に通知
セブンイレブン「稼ぎ頭商品」に異変、勝ち筋の崩壊迫るコンビニ業界の苦難
物流業界を「あきらめ倒産」が襲う、専門紙の記者5人が内情を激白
創業272年の酒蔵を「カーボンゼロ日本酒」に突き動かした危機感の正体
「 レンタル 」の最新事情を物語る:レント・ザ・ランウェイが新しい服を販売へ
変化を受け入れる。次の30年に向けての小売業への備え
中国のJD.comがインドネシアとタイの通販サイトを閉鎖
この分厚くて醜いランニングシューズが飛ぶように売れている理由
ソーシャルコマースこそ ファンに響くきめ細やかな物流を
「Day2は死を意味する」:2022年、Amazonのeコマース帝国に見えはじめた亀裂
グッドバイ共同創業者カーラ・オッペンハイマー氏が語る、大手小売業者と対抗するためのビジネスプラットフォーム構築
ナイキ の「D2Cと卸売の方向性」を女性の小売業者との初コラボから探る
Amazon への出店、アパレルブランドを悩ませている「返品」「手数料」
物流「2024年問題」 DXで負担軽減急ぐ 配送ルート案内・GS活用 総合商社が支援
米eBay、「何でも扱う」脱却
セイノーホールディングスとand.d、EC販売の再配達削減を目指し協業
ECで商品の手触り再現可能に、ドコモなどが開発した「触覚共有基盤技術」の中身
JR東海、黒字1806億円 運輸収入や流通事業好調
世界一の富豪アルノー率いるLVMH、年間売上高が過去最高の11兆円超
ヤマト、宅急便をSlackとTeamsから発送するサービス
無人運転、運ぶのは荷物 スタートアップZMPの転身
〇このnoteはNotionのwebクリッパー機能を活用しています。
(ほんとおすすめ!)