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自分の人生を生きるために。 間違ってもいい

先日、次男の就職が決まって、本当にうれしかった。


大阪の農業専門高校を卒業後、「僕、本が好きやから本の編集の仕事がしたい。」と東京の出版業界へ応募するものの、ことごとく不採用。
長男の紹介で、東京にある長男が勤めているIT企業に
アルバイトとして入社。
2年近く働くも会社の方向性と合わず、フリーターへ。

フリーター生活を1年近くして
やはり、農業や畜産など一次産業への思いがあり
応募するも、コロナの影響で採用を見合わせているところも多く、
経験者優遇などで、何度も挫けそうになりながらも
ようやく採用の連絡を頂けた。

仕事を辞めたときいたときには、驚いたけれども。
本人がしっかりと考えた上での決断ならば仕方がない。

私自身もそうだったけれども、学校を卒業したてで
自分には何が向いていて、どんなことがしたい。って
明確には答えられなかった。


いろいろな経験するうちに、
自分では想像もしなかった方向や方面へ
つながって行く場合がある。

私の場合は、人との出会いとご縁。
振り返ってみると、「面白そうだな〜」と
フラフラと進んでいったところで、ちいさな分岐点があり
出会いやご縁から新しい世界を見せていただいて
またそこでご縁が繋がってきた。

ひょっとしたら、誰もがそんなフラフラと進んでいたら
いつしかこんな道を歩んでいた。
そんなものかもしれない。

私がそんな感じなので、
子どもたちにも、
「決めきらなくてもいい。だけど、やってみよう。行動してみよう!」
とは伝えている。


自分の人生を生きるために


間違ってもいい。
あれっちょっと違うなあと感じれば引き返せばいい。
いろんな経験が、自分を知り、得意を知り、好きを知る。
そんなきっかけになると思うから。


1週間後に三重県に旅立つ息子。
少し周り道をしたけれども、やりたかった仕事。
中に入ってみれば、見える景色も変わるかも。
まずは、いろんな経験を積んでおいで。
そして、一生懸命に頑張れる人であってほしい。

頑張れる人は、未来の自分を励ましてくれるから。
「あの時あれだけ頑張ったから、大丈夫。」
いつでも胸をはっていられる自分であってほしい。
と母願う。



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