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あなどってはいけない、写真の背景色


写真スタジオで写真を撮ってもらった経験はありますか?
先日、打ち合わせで写真スタジオへ行ってきました。
 
 証明写真
 成人式の前撮り
 結婚式の前撮り
 家族のイベント(七五三、卒業、親戚の集い etc.)
 プロフィール写真 などなど・・
 
スマホで手軽に写真が撮れる時代になっていますが、
写真スタジオでプロのカメラマンに撮ってもらうと
素人写真とプロとの違いを感じます。
 

光と影のバランス。
バックスクリーンの色。


カメラマンの方に
撮影用のバックスクリーンの色見本を見せてもらい、
数の多さに驚きました!!

同じグレーでも明るいライトブレーから、
暗いダークグレー
コンクリートをイメージするような無機質なグレー
青みのある寒々しいグレー
ベージュが混ざったようなウォームグレー

色の中でも無彩色といわれている、白、グレー、黒。
無彩色は、色味がないのでどんな色ともケンカしない
使い勝手のよい色。

バックスクリーンにグレーの種類が多いのも頷けます。


では、あなたのSNSのアイコン
自身の写真を使われている方
背景の色は何色にしていますか?

えっ? 何色だったかな?
多くの人が意識していないのでは?

人工的なバックスクリーンだけではなく、
屋外での写真、建物の中での写真。
その自身の後ろに写っているもので、
イメージは左右されています。

SNSの他の方のアイコンもチェックしてみてください。
アイコンをパッと見たときのイメージには
背景の色も大きく関わっていますよ。

もし、あなたがプロフィール写真を撮ってもらうなら
背景色にどんな色を選択しますか?


決める基準がないとわからない、、、

 
①どんなイメージにしたいのか?
   なりたい、魅せたいイメージは?
   イメージに合う色を選びます。
   
   例えば、「緑」
    ナチュラル、穏やか、癒やし、自然をイメージさせる

    パステルカラーの緑だったら、柔らかいイメージに
    鮮やかな緑で、爽やかイメージ
    深緑で、落ち着いたイメージ

    色の明るさ、鮮やかさ、によってもイメージは随分と変わります。
   
 
 
②撮影する被写体(人、モノ)の色の邪魔にならない色、映える色
   人の撮影には、その方のパーソナルカラーも考慮して
   服の色も影響大ですね

   
 
あれっ? 
私もいろんな場面での写真撮影をしましたが、
このバックスクリーンって、
自分で選んだことがあったかな?
 
私、記憶にありません。
カメラマンから何色がいいですか?と
見本スクリーンを見せては聞かれたことはない。
 

カメラマンはプロの目で
被写体をどのようなイメージで見せるのか?
  軽いおしゃべりの中で、求められているイメージを引き出している。
その被写体のアピールポイントが発揮出来る色を考えて
選択されているでしょうね。
 

 
もし、皆さんがプロフィール写真を撮るとしたら
何色を選びますか?

白のシャツを着て、
背景色を鮮やかな黄色にしている友人がいます。
これは彼女のブランディング !!
成功事例です。

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