見出し画像

長男の自転車スキル

2歳になったタイミングでストライダーを買ってあげました。嫁さんの実家にはストライダー、自宅にはへんしんバイクを用意しました。1歳の誕生日にはマセラッティの手押し車を買っていたので、自分の足で駆動しながら乗り物を乗りこなす楽しさには感じていたのだと思います。マセラッティに乗っている時は本当に楽しそうで、数ヶ月後にはカーブでドリフト、隙間があれば片手を後ろに回して車庫入れなんかもしていました。

自転車を乗りこなすスキルの原理は、まず2輪車のに乗るための左右バランスが第一次スキルで、ペダルを漕ぐというのは第二次スキルなんですね。自分が子供の頃は補助輪からスタートして、補助輪を外して、二輪車に慣れていくというスキル上達プロセスを踏まされたけどそのプロセスは実は間違っていたのです。

この原理に則ると、ペダルなし自転車は理にかなっています。ペダルなし自転車に乗り、足で地面を掻いて加速できる、緩やかな下り坂でスピードを出せる、カーブで旋回できる、しっかりと足でブレーキがかけれる、手指でブレーキがかけれるようになる、これらができるようになるとペダルあり自転車に乗り換えるタイミングになります。

3歳の誕生日を迎えようとしていたある日の夕方、ペダルをつけてみよう。閃いた時にはすでにペダル取り付け作業がはじまり、ほんの10分程度で完了しました。

家の裏の公園でまずは緩やかな下り坂を加速したり、旋回したり、ペダルなし自転車と同じ遊びをしました。やっぱりペダルがつくことで脛が当たってとても扱いにくそう。でもその経験が先に必要なんでしょうね。

数十分経つ頃にはペダルを漕ぎたい気持ちがみえたので、ペダルに足を乗せてみようかと促して、踏力が加速に繋がる感覚を掴めるよう両肩を軽く支え、必要な分だけ加速の力を加えてあげました。この姿勢がパパにとってはキツイキツイ。この日は1時間程度で遊びを終えて、楽しい夕ご飯の時間に自転車遊びについて問いかけながら学びを深めていきました。

翌日も練習。なんと10分くらい遊んでいたら自分で10m、20mとすぐ乗れちゃいました。フラフラしていましたが、そんなもんでしょう。1時間後には50m、100mと公園内をゆらゆら漕げるようになり一人で私の元を離れていってしまいました。笑

我が子の成長はとてもはやい。パパの思考や考え方、子どもに対する固定概念みたいなものを日々進化させていかないと子供たちの学びや成長の足枷になるんじゃないか、と少し不安感も出てきたりしますが、それも受け入れながら前向きに楽しく家族で楽しい日々を過ごしていきたいですね。

下の写真は2週間後。周辺の公園をはしご。

画像1




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?