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ゲームレビュー #7 ギャラガ/PS4

#7 ギャラガ/PS4
プレイ環境:PS4(純正コントローラー)

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物心ついたころから自宅にファミリーコンピューターがあり、たくさんのソフトがありと、ゲーム的な環境に恵まれていた自分だが、故に初めてやったゲームが何かというのは正直覚えていない。
たぶんこの辺かなというものを挙げれば『スーパーマリオブラザーズ3』『エキサイトバイク』『ゼビウス』…そしてこの『ギャラガ』である。

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宇宙を舞台に迫りくるエイリアンを戦闘機で迎撃するという固定画面型の縦シューティングゲームで、とくにストーリーもなく、遊び方もとてもシンプル。
自機の移動は上下にはできず左右のみ。攻撃方法も自機のショット1種類のみ。ボムなどはない。
そのショットも当たり判定が非常に狭く、弾速も遅く、さらに連射も効かないと、いい所がない。動いてる敵に当てるにはかなりの慣れ、というか相手の動きを先読みして移動先に弾を発射する能力が求められる。

唯一攻撃方法を変える方法として、一度敵に鹵獲された自機を奪い返して2機連結仕様(デュアル・ファイター)にすることが可能。

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攻撃範囲が2倍になるが、当たり判定も2倍になるという諸刃の戦術。
また2機並んでも弾は機体の先端からしか出ないので、並んだ弾の間をすり抜けて敵が突っ込んでくるということはよくある。

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遊び方はとてもシンプルだが、難易度は決してぬるくはない。というかFCソフトは基本的に鬼の難易度だからこれくらいは普通まであるが。
左右にしか動けない自機と違って敵機は縦横無尽に動いては体当たりを仕掛けてくるし、落下しながらこちらと同様にショットで攻撃してくる敵も居る。しかも一度に複数の機体が不規則に動くので避けるのには相当の修練が必要。
また時々変身して襲ってくる敵(サソリ等)が現れることがあるが、基本的には同じステージ・同じ敵の繰り返しで、ただただ敵の攻撃がどんどん激しくなってくるだけなので、集中力・メンタル面も問われることになる。
ステージは255まであるが、そこを超えると1に戻るので全面クリア・エンディングという概念もない。まぁ255まで行けたらもう十分だとは思うが。
生半可な腕前では最初のボーナスステージが終わった後ぐらいには残機を全ロスしてゲームオーバーを迎える。

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子供の頃は255面どころか6.7面で死にまくってた記憶しかないが、30代を迎えた今プレイしたらどうなのか?ダウンロード版を購入して早速やってみたが、まぁ自分の腕前では10面そこそこがいいところ。単純な難しさもあるが集中力が切れてしまい、20面までも行ったことはない。

自分との相性は壊滅的に悪いが、ファミコン時代の不朽の名作であることは間違いがなく、必要最低限のSEやBGMも心地よい。
今回自分がプレイしたのはPS4のダウンロード版だが、様々な機種に移植されているので、自分がプレイできる環境で、あえてこの時代に一度は触れてみることをお勧めしたい。


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