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ゲームレビュー #1 ポケットモンスター ソード/Nintendo Switch

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#1 ポケットモンスター ソード/Nintendo Switch
プレイ環境:Nintendo Switch(純正プロコントローラー)


初代ポケモンがまさに直撃世代だった自分は、赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀と順調にプレイしていったものの、金・銀で一旦熱が冷め(周りに一緒にやるプレイヤーがいなくなったこともある)、およそ10年後にニンテンドーDSのブラックでポケモンと再会する。
そのブラックもなんとなくクリアせずに途中で投げてしまったのだけど。

その後世の中のポケモンブームを遠巻きに眺めながら年を重ねた俺は、ある日たまたま立ち寄ったヤマダ電機で生まれて初めてNintendo Switch本体が売っているところに遭遇し、勢いでそれを購入。
さらにその足でゲームショップ(ゲオ)へ行き、なぜかシールドよりも若干安くなっていたソードを購入した、というのが経緯。
とどのつまり、自分にとってのスイッチデビューソフトとなった。


さて。
ブラックから10年近くブランクを経てのポケモントレーナーになったわけだが、完全ソロプレイで対人対戦は度外視。なので厳選などもしないという前提でプレイ。

シンボルエンカウントは自分がポケモンの世界にいるということを強く印象付けられるし、ポケモンのグラフィックもよくできてる。かわいいポケモンはとことんかわいい。でかいポケモンはとことんでかい。
自分は主人公を女の子にしてプレイしたが、髪型や服装のメイキングが豊富で見た目にも飽きが来ない。ライバルに差を付けろ。君だけのオシャレを目指せ。
登場キャラクターも個性豊かで良い味付けのキャラが多く、その敵キャラも出番が単発で終わらずに後のシナリオに絡んできたりしてるのも個人的には嬉しい要素。


RPGとしての難易度はかなりぬるめ
実のところ自分は、ポケモンのタイプがあくやらフェアリーやらと初代から増えてきたところでその有利不利を覚えるのが億劫で離れてしまった経緯もあるのだけど、ぶっちゃけそれも極端に偏ったパーティーにしなければ大体は互角以上にやれる。
当然ジム戦はそれなりに強敵でも出てくるが、ダイマックスは後出しダイマックスするだけで突破できる。
戦闘に参加せず同行してるだけで弱いポケモンのレベルもどんどん上がるので育成も楽。
捕まえたいポケモンも図鑑でいつどこに行けばいいのかがすぐわかるし、
特別難しい謎解きなどもなく、フィールドや街中は広いものの常に行先は明確なので迷うこともない。
早々にそらとぶタクシーや自転車が手に入るので移動も楽。
至れり尽くせりである。
ホテルの各部屋や民家など、ストーリーの進行上行く必要がなくても入れる場所が実はいたるところにあるが、それらに本当に意味がないのはちょっと残念かな。

エキスパンションパス(3000円)も、「鎧の孤島」「冠の雪原」2つ分の追加コンテンツとしては妥当な値段かなと。
特に「冠の雪原」のダイマックスアドベンチャーは結構(運の要素が強くて)歯ごたえのあるコンテンツだった。
あとディグダ探しは二度とやりたくない


先にも書いたが個人的には対人対戦などはしないので、とにかくポケモンと旅がしたい!愛でたい!という気持ちだった。
故にキャンプなんかはもっとポケモンと交流できる要素があれば良かったのになーとか、バトル以外でポケモンと触れ合う場面があれば、という点はある。
あとわりと頻繁に入る長めのロード時間も結構気になるかな。


ということで、ゲームとしての難易度の低さは肌で感じたものの、率直な感想としてはメチャクチャ楽しかった。
その難易度の低さが過剰だとか、過去作のポケモンが使えなくなったとかが不満な点として挙がっているのはよく見るので、
久しぶりにポケモンに戻って来た身だからこその高評価なのはあるかもしれないが、
個人的にはポケモントレーナー復帰作としてはとても満足できた。

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