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人類みんな、農業したらいいやん♫ #2

突拍子もないですね〜
何度見返しても、変な考えだなと自分でも思いますw しかし、私は本気で「人類みんな、農業したらいいやん♫」と思っています。
さて、この記事は前回の続きです!
↓前回
https://note.com/grow2020/n/n6ae5f2572045
では今回の本題『農業衰退の背景からどのように、「人類みんな、農業したらいいやん♫」』の考えに至ったのか、お話ししていきたいと思います!〈作者:すみれでお送りしまーす!〉

とある本の影響

ここからの私の意見はとある本の影響をもろに受けています。
その本はこれです(バンッ)
1冊目『里山資本主義』
https://www.amazon.co.jp/里山資本主義-日本経済は「安心の原理」で動く-角川oneテーマ21-藻谷-浩介-ebook/dp/B00F5P404C
2冊目『百姓レボリューション』
https://www.amazon.co.jp/百姓レボリューション-伯宮幸明-ebook/dp/B072MP2B9D

1冊目の『里山資本主義』は里山を生かして、生活をしていこうということが書かれています。具体的にいうと、石油社会の現在ではエネルギーを外から持ってきている。しかし、昔は山からエネルギーを得て、自然の循環に従いながら暮らしていた。実際に、里山の木材からできる木材チップでエネルギーを得て、それで暮らして行くことも可能だ。そうやって、自然の循環の中で生きて行くことで、無駄なエネルギーの浪費をなくし、循環型の生活が営めるという内容です。

これを私は高校生の時に、(模試だったか忘れましたがw)一部分の文を学校で読む機会がありまして、その場で感銘を受けて即購入し読みましたw

2冊目の『百姓レボリューション』は小説でして、日本に大災害と経済崩壊が起こり、新しい経済体系で生活を始めていく様子が書かれています。ここで言う新しい経済体系とは、貨幣社会となくし、半農半X(みんな農業しながら他の仕事もする)、また所有という概念をなくす(全て共有産物)といったことが書かれています。また一から組織を作り上げるという点で、マネジメントに関することや著者さんが成功哲学を学んでいたこともあって、それらを使って(または改変して)組織を作り上げる様子が書かれています。

2冊目の本は最近出会ったのですが、たまたま私がいた大学内の施設で本の紹介が始まり、そこで紹介されてました。「なんか、面白そうだな」と思い。私が購読しているKindle unlimitedに入っていたので、即ダウンロードし、読みましたw
本との出会いって、なんか運命的ですねw

二つの本に考えさせられた

さて、この二つの本ですが、一見全く違うもののように思う方もいるかもしれません。しかし、私はとても重要な点が二冊とも共通していると思いました。

それは“自分たちが関係できる範囲内の自然と一緒に生きていく”という点です。

1冊目では、里山と一緒に生きていくことが書かれていると先ほど言いました。今までエネルギーを電力会社や石油の購入で補っていた人々が、自ら自然からエネルギーを得ることで、自然の営みに目を向ける。

余談で農業の話をしますが、農業の機械化で失われたものがあると言われています。それは”耕作機能の喪失”です。
「ん?農業って耕してるじゃん??」って思われた方、同感です。私も最初はそう思いましたw しかし、よくよく考えてみると、理にかなっているなと思いました。
”耕作機能の喪失”は、農業の機械化により人々が土壌に目を向けなくなった。手作業で農業を行っていた時は、自然に土壌の状態を気にしたり、ミミズなどの土壌生物に触れ合ったりしていました。しかし、機械化すると土壌に触れるのはトラクターのタイヤなど、、、 これらのことから、耕作という農作業と人間との直接的な関わりがなくなったと、なので本当の意味での耕作機能は喪失されたと、捉えることができると思いました。

話を戻して、1冊目の内容は里山にフォーカスして、機械にできるだけ頼らずに生きていく様子が、「機械に頼りすぎて失われてしまったものを取り戻す!」そういった思いが込められているような気がしました。

次に、2冊目は1冊目と違い、里山などの特定の自然物にはフォーカスしていません。主に、グローバル経済の問題点に触れ、ローカルで生きていく必要性にフォーカスしています。そして、グローバル経済によって誰もが利用できるようになった外からの輸入物には頼らずに、ローカル内の自然界の資源を有効活用して暮らしていこうとします。

これらのことから、1冊目も2冊目も本質は自然の資源を有効活用して、グローバルに頼らない生き方について書かれていることが伝わったでしょうか?もちろん両方とも方法は違いますが、目的は一緒だと私は思っています。
そして、私がこれらの本から考えさせられたことがありました。それは、人間は他の動物と同じで自然の中で生きているのに、その自然について気にかけることができる人ってどのくらいいるのだろう?ということです。

ずばりと言ってはなんですが、この考えが「人類みんな、農業したらいいやん♫」に繋がっていくことになります。

次回予告

はい。2冊の本の紹介を軸にして、私が考えたことの導入を今回お話ししました。
本題に入りますと言っておきながら、ほとんど入れませんでした(反省)
まあでも、2冊の本を通じて私が感じたことは伝わったのかなと思っています(伝わっていますように!)

次回は、この私の思考の導入からどのように「人類みんな、農業したらいいやん♫」に落としたのかについてお話ししたいと思います!

長くなりそうですが、、、飽きずに次回も覗いていってくれたら嬉しいです!!
では、またお会いしましょう!

ps:今回紹介した本はどちらも1000円以下?のお値段で結構サクッと読むことができます。『百姓レボリューション』は3巻までありますが、農業について主に知りたいかたは2巻まででも十分かと思います。
もしご興味があったら、読んで見てください!!

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