御縁 BAR 誤嚥 BAR
中秋の名月でしたね。
「月や花などを愛でるようになったらもういい歳だ。」なんて言われますが、
綺麗なものは綺麗なのだから仕方ない。
しかしながら、
実際、22年もお店をやっていると
当然のことながら
店主の年齢も上がってくるわけで、
そうすると
必然的に
お客さんの年齢層も上がってくる。
自然の摂理だ。
するというと、
どんな現象が起こるかというと、
まあ、これも仕方のないことなのだが、
・「目がすっかり見えなくなって、メニューが読めない」
・「体の節々が痛む」
・「知人が亡くなった」
などなど
そう言った話題がどうしても増える。
自然の摂理だ(笑。
それに加えて、結構な割合で増えてくるのが、
飲み食いしている最中の「誤嚥」だ。
(誤嚥:食物などが、なんらかの理由で誤って喉頭と気管に入ってしまう状態)
BAR に限らず、外食の場合、どうしても「会話」をしながらの飲食になる。
若い頃は何ともなかった行為でも、
これがびっくりするくらい「高度な技術 」だったと気付かされる(笑。
近頃は、
あっちでゲホゲホ、こっちでゲホゲホ、
もはや「誤嚥 BAR」 である(笑。
しかしながら、
ここで飲食店をやる店主として、あえて提言しておきたい。
もし「誤嚥」をしてしまったら、とにかくしっかり「咳き込む」べきである。
遠慮せず。しっかりと。
カウンターなどで、それが憚られるようなシチュエーションなら、
トイレへ行くなり、場合によっては(可能なら)一旦退出するなり、
とにかく、かき込んでしまった異物を取り払うべきである。
これを我慢しようとしてしまう方が、意外に多い。
(水などを差し出されても、正直意味はない。)
確かに、BAR などの静かな体裁の空間では、「咳き込む」のは、何処となく憚られる場合も多いかと思う。(特にコロナの時はそうでしたね・・・)
これが「デート(死語??)」の最中だったりしたら、尚更だ。
しかしながら、これをやらずにおくのは、医学的にも非常に危険だ。
翌日、翌々日まで残るどころか、
場合によっては肺炎をこじらせる場合だってある。
しっかり「咳き込む」。
うちの店の場合、是非ともそうして頂いている。
どうぞ、遠慮なく、
外でゲホゲホやってくださいな。
しっかり「誤嚥 BAR 」 ですので(笑。
とくに、
男性だったら、率先して、そうしましょう。
女性も安心するかと思うし、
男っぷりも上がると思います。
いくつになっても、「デート」ってしたいですよね。
どうぞ「御縁」がありますように。
神保町へお越しの際は、是非お立ち寄りください。
「ゴックン体操」してますか??(笑。
お待ちしております。
Lunar Reflections / Phi-Psonics
Gondwana Records
2023
(本文の最後に、お店でよくかける音楽を紹介しています。お家でお酒を飲まれる際に是非どうぞ。今度お店に聴きに来てくださいね。)
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