甘えは「スペース」を生む
みなさん、こんにちは。
Grounding Lifeのゆかです。
この二日間、西伊豆に泳ぎに行ってきました。波に揺られながら青い海と空を見ているのはただただ幸せでした。
海から生命が生まれた、ということを素直に感じられる瞬間でした。
一人で浮き輪につかまりながら、こうやって好き勝手泳ぐことも自分の中の「誰かへの甘え」かもしれない、と感じました。
例えば、子供や家族。
大切に感じている人への。
コーチングを通じて自分が変化したことの一つに「人への甘え」というものがあるので話してみたいと思います。
ちょっと私には出来ないから助けて。
こういう一言をなかなか言えない、という方は多いのではないかな、と思います。
できる限りのことは自分でやるべき、と教えられ、そう実践することで褒められた経験のある人は特に。
私自身がそうでした。
本当に苦しくなるまではヘルプを出せない。
あるいは、苦しくなると予見できることははじめからやらない。そんなタイプでした。
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変化があったのは、2年前です。
コーチングの学びの一環で、リーダーシッププログラムに参加した際、5泊以上の長期研修だったため、どうにも仕事が回らず、困り果てていました。
そんな時、「自分がまだ使えていない、自分の要素は何だろう」とコーチのとセッションで対話をしました。
コーチに言われたことは
「ゆかは、何か我慢をしているように感じるけど、それはなに?」
という直感からの問いでした。
私には思い当たることがありました。
それは、
出来ない、無理、助けて、という言葉を伝え、相手の力を頼るということ。
それをしてしまうと、自分は人の役に立たない、存在価値をなくす、と思い込んでいたのです。
この写真は3歳頃の写真ですが、幼い頃を含め、社会人になっても、泣きわめいたり、相手を困らすほど泣きついたりすることがなく、我慢をすることが自然になっていました。
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そこで、私は仕事の仲間に
「私がいない時、この仕事はどうにも回らない。申し訳ないのだけど、助けてほしい」
と言ってみました。
すると、一緒にコンビを組んでいたスタッフさんは「もちろんですよー!やっときますね!」と言ったのでした。
これは私にとって大きな衝撃でした。
これまで、そんなこと言ったら相手が困る、と思い込んでいたのに、伝えてみると、二つ返事でOKしてくれたのですから。
このことをきっかけに、私は仕事において、自分には出来ないこと、無理なことを早々に手放すようになりました。
これはちょっと出来ない。
もし出来るなら手伝って!
あなたならどうする?アイディアちょうだい!
こういう言葉を口にすることが多くなり、
仕事をどう動かすか、あんなに悩んでいたリーダーシップ研修も「行ってくるねー」の一言で出発できるようになったのです。
私の甘えは、私自身にスペースをうみ、
共に繋がってる相手にとってもスペースの変化になる。
私はそんな風に考えています。
まずは、自分の行動を変化させる。
その際に、なにをクリアしたいのかを明確にしておくー。それもコーチングの特徴です。
コーチとクライアントが手を取り、
共に変化を目指す時、一人では辿り着けないところにいけるのです。
あなたはどんな変化を、誰と目指したいですか?
あなたがまだ活かせていない、
あなたの中にある我慢は何ですか。
コーチングに関心がある方はこちら
https://grounding-life.com/
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