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人を「惹きつける」話し方を読んで


この本を読んだねらい

きっかけは、clubhouse下間都代子さんの「耳ビジモデレーター育成講座」でした。人見知りで引っ込み思案で、人前に立つのが大の苦手、人が集まると話を聞くに徹する私は、仕事で司会、ファシリ、発表の度に汗をかいていました。またclubhouseのモデレーターの方々が楽しく心地よさを運んでくれるトーク術に憧れて講座に挑戦しました。その講座で紹介された本が、劇団四季ライオンキングに出演されていた佐藤政樹さんの「人を惹きつける話し方」でした。

読んでよかったこと、感じたこと

人の話を聞くのが得意と思っていたら、実は聞けていなかったことが判明。講座内で専門家のフィードバックがもらえたことはラッキーな出来事でした。その時は凹みましたけど(笑)。自分はどうして人の話・ストーリーを覚えることができないのだろう?人と違うところに関心が行ってしまい話の本質が逸れるのだろう?ワーキングメモリーが少ないのか?とずっと悩んできました。今では客観視でき、話の本質を理解せず感情にだけフォーカスし会話を成立させていたこと。相手は聞いてもらっている、気持ちを理解してくれてると思わせていたこと。ある意味特技ですが、理解ができていないため第三者へ伝えることができません。仕事では支障をきたさないように必死にメモを取り、話した内容は「〇〇こういうことですよね。」と確認作業を行い、しばしば「違います」と言われることがありました。徐々に話すのが苦手になっていきました。しかし本を読んだことで自分へ意識が向きすぎていること、緊張した時には相手を観察することで緊張が緩和できるようになりました。

この本を読んで自分は何をするか

すぐに実践したのは「あなたがここに居る理由を考える」です。どうやって話すか?どうしたら伝わるか?ばかりに意識が向いていた私には「なんのためにここにいて、なぜ話すか?」を明確にすることが重要でした。この本の後半に書かれている、劇団四季公演前の「ゼロ幕」で自分への問いかけ、「本来の自分の存在目的に立ち返る」もヒントになりました。自分の事ばかり意識が向いていたのを、相手のことを考え意識が外側に向く思考の切り替えを実践しています。最初は紙に書き出していました。最近では意識することで切り替わる瞬間がわかりつつあります。

次に「話すために書く」語彙力が少なく、引き出しから言葉が出てこない等、これは日頃からのトレーニングが必要だとわかっているけど実践できていないのが現状です。完璧を目指すとできないので30%完成主義で実践します。では何をするか?1週間に1冊は本を読んだらアウトプット(コレは前も言ってたな)毎日、SNS投稿を3ヶ月実践。きっと3ヶ月後はステージが上がっています。

他にも「言葉のポジション」では「腹のポジション」覚悟を決めた、力が抜けた状態の自分かどうかを意識します。上部だけの唱える自分とならないように本音を伝えることができるよう日々お稽古します。さらに相手の気持ちを瞬間冷却するアドバイスは良かれと思ってしないように注意したいと思います。

3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか

・会話を楽しんでいる。
・ファシリテーターを自ら進んで引き受ける。
・グループで話をすることが楽しくなっている。
・自分の本音を伝えることが出来る。
・相手のことを想い配慮ができる人になっている。
・余計なストレスが緩和している。

3ヶ月後に振り返ります。
皆さま、お読みいただきありがとうございました。

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