僕の(あなたの)不調の原因について

2024年2月〜3月はおそらく今までの人生の中でも一番といって言いくらい悩んだ期間だ。身近な人の人生の分岐点があったり、会社の大きな課題に独りで取り組んだり、参与している会社の小さな問題を一つ一つ解決したり、任されているプロジェクトのコア形成を半ば剛腕で仕上げたり。その他細々した悩みや課題も相まって、精神的にかなり追い込まれた期間となった。問題はまだまだ山積みだけど、大波は過ぎていまは小康状態。

僕は基本的に人に悩みを打ち明けられないタイプ。悩みを投げ出せない上に、動く前にあれこれ考えるたちなので、八方塞がりな状況に追い込まれると途端にメンタルが崩壊する。これまでもあったけど、今回は帰宅後に緊張が途切れたとたんに床で寝落ちしてしまったり、朝目覚めても体が動かなかったりと割と自分の限界が見えたような気がした。自分の場合、こういうときは目に症状がはっきりとでるので自覚できているだけありがたい。僕が死んだ魚の眼をしていたらそういうことだと思っていただければよい。

こういう得も言われぬ出口の見えないトンネル走行の理由はもうわかっている。とにかく体を動かして、脳をいろんな刺激にさらせば回復の糸口がみえてくる、いつものパターンだし、日々のメンタル状態を考えても明白だ。そして、この行動機会を奪っているのは紛れもなくスマホである。中途半端に知的好奇心が満たされてしまうスマートフォンこそが元凶といって間違いない。

僕のガソリンは知的好奇心なのだけど、スマホって中途半端に知的好奇心を満たすところがあって、美味しくないけど不味くもない食べ物を延々と食べさせられているようなそんな感覚になる。不満はないけど、不満が晴れることもない。永遠に続く曇り空。

ということで、ながながと書いたけどこのスマートフォン時代に脱スマホするために、封印マシーンを購入しよう。ピッコロ大魔王を炊飯器に閉じ込めたように僕のスマホも閉じ込めてしまおう。さらば電脳の日々よ。


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