改修防災屋の記録30

2016年

4月
延べ1000㎡以上の店舗工事を行いました。
内装をほとんど壊したので設備も新設です。
天井高が高めで基本は8尺を使用するような現場。
場所も埼玉の奥の方で自宅から1時間半。
他の現場との両立が厳しく夜な夜な工事することが多かったです。
この年から現場の規模も大きくなってきて、一人での工事に限界を感じてきました。(もしかしたら過去の記事でも同じこと書いてるかも?)

6月
20部屋程度のRCマンション新築工事を行いました。
初の新築工事です。とはいえ配管配線は電気屋さんが行うのでこちらは器具付け調整のみ。
のハズが色々問題だらけで一部配管配線工事も行うことに。
とにかく現場が無茶苦茶でした、、、
例えば共用部のシャフトが図面ではフラットのハズが現場ではブロックで組んで露出していて、引き渡し2週間前くらいにやり直しになって解体。
解体の影響で流していた幹線が切られたり、、、
他にも色々とありますがとにかく滅茶苦茶でした笑

10月
歓楽街にある雑居ビルのテナント入居工事。
3フロア改装でした。
自火報、排煙、放送が全改修。
盛りだくさんな工事内容とは見合わないタイトな工程。
24時間現場が動いていました。防災工事はどうしても仕上げにかかわらない分優先順位が低くなります。
誰もいない時間帯を見計らって夜中早朝に施工していました。
一人ではどうしようもないので奥さんにも配線手伝ってもらってなんとか終わらせました。
こちらもトラブル続きで変更変更の連続。歓楽街という事もあり駐車場代も高く費用が嵩みました。
忙しいと掛かった経費の管理もロクにできずに請求金額と費用のバランスがとれず利益薄ととなってしまいました。
この辺りは自分のキャパシティの問題もありますが、やはり仕事はある程度の余裕をもってすべきと感じます。

11月
分かる人には分かると思いますが、初めての某パッケージ型自動消火設備の施工を初めて行いました。
消火用配管の施工は元請けである設備屋さん。僕は制御の配線、器具取付を担当しました。
現場は稼働してい病院の為、作業は養生含め十分を気を使う必要があります。
系統数は50系統くらいで、今なら大したことないと思えるのですが引っ張るべき芯線は300本を超えます。
あれだけの多芯線を何本も引く経験なんてなかったので、配線ルートの確保に苦労しました。
この現場での経験が自分にとって相当レベルアップしたと思います。
後期は12月30日までで、年末休みを利用して父親や当時会社員だった弟にまえ手伝いきてもらいました。

その時の動きを見て、今従業員である弟を一緒にやろうと誘いました。
実際弟が従業員として入るのはまだ先の話です。

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