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改修防災屋の記録22

2012年4月


売上は60万くらいでした。

この月は飲食店工事が三件と消防点検が少し。


三件の内単独店舗が二件あり、器具支給で手間だけだったので、売り上げに対して利益が多く、なんとか税金の支払いをクリアできたような記憶があります。


単独店舗の方は鉄骨の準耐火で屋根が三角だったので、小屋裏への配線取付に苦労しました。

多少工事になれてきたとは言え、まだまだ工程感が身についていなかったので工事の流れに必死でついていっていたように思います。


厨房は客席と違って土間打ち、防水塗装が入る為に客席側と工程が違っていて、客席側の軽量下地が組み終わってても厨房側は吊りボルトすら仕込んでなかったので余裕ぶっこいてたら客席側のボード貼ってパテ始めたくらいで泣く泣く夜中に配線していました。

総合盤の移設先が厨房間仕切りの裏側で、ギリギリセーフで壁内に通線したり笑

厨房内点検口に配線振っておいてあとで来たら排気ダクトが縦横無尽に交差していて線出しに苦労していました。


工程管理を元請けに任せきっていた事、各業種の段取りを想像出来なかった事で無駄に現場入ったり夜に作業するハメになりました。


このあたりで現場で情報収集の大切さを学んだ気がします。


監督との打ち合わせは当然ですが、絡みのありそうな部分は職人と雑談がてら聞き込み等コミュニケーションを取っておけば早めに逃げを打っておけます。


僕は元々段取りよく物事を進められる方ではないので苦労しましたが、今では無駄に足を運ぶことがかなり減りました。


最初から最後までの流れを仮定して、打ち合わせで答え合わせをしながら予定の精度を上げていくって感じでしょうか。

良いか悪いかはわかりませんが、今はそんな感じで仕事しています。





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