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リアルとデジタルを融合したまちづくりの新しいカタチを目指す、Groove Designsのビジョン

1.はじめに

株式会社Groove Designs代表の三谷です。

私たちGroove Designs(グルーヴデザインズ)は、「人とまちの関係性をデザインする」をミッションとして、公共空間活用などを通じた地域まちづくりに加え、行政DXの推進にも取り組んでいいます。自分で言うのもなんですが、まちづくり × DXという切り口で事業を行う国内でもユニークな都市デザイン会社だと思います。

最近では、行政、市民、企業などがパートナーとして地域課題解決や地域の活動に取り組むためのコミュニティエンゲージメントプラットフォームmy groove の開発・提供にも力を入れています。

私たちはいま、チームメンバーの一員として、共に挑戦してくれる仲間を探しています。この記事を読んで、Groove Designsがどんな会社かを知ってもらい、そして仲間になりたい!と思ってもらえたらぜひ以下からご連絡ください。現在、2つの職種での募集をしています。

いずれも相互理解を深めるカジュアル面談からでOKです!

2.自己紹介

簡単に、代表である三谷の自己紹介をさせてください。
■2022年6月現在、35歳。2歳の双子の母。広島県福山市出身。
■2017年にGroove Designsを創業。(個人事業として創業、2018年に法人化)創業後は、全国各地でまちなかのプレイスメイキングプロジェクトなど地域主導のまちづくりを支援。
■前職は土地区画整理事業等の大規模開発等に従事する都市計画コンサルティング会社に勤務。プランニングから事業推進まで一連の業務や整備後のエリアマネジメントやパークマネジメント等のスキーム構築を行う。
■都市生活・まちづくりを通じてをサステナブルな社会をつくるために、シティラボ東京の立ち上げ、運営を行う。シティラボ東京に関するインタビューはこちら。(一般社団法人
■2021年より、地域まちづくりのDXとして、共創デジタルプラットフォーム「my groove」の開発に取り組んでいる。

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▼参考)マチミチwebでのプレイスメイキングに関するレクチャー動画



3.Groove Designsってどんな会社?なぜこの会社をやっているのか?

Groove Deignsには、大きく2つの事業があります。

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①都市環境デザイン事業

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市民・企業・行政など様々な方の間に入って、まちづくりのコーディネートを行っています。空間づくり・仕組みづくり・コミュニティの支援など、地域に合わせた様々なアプローチで、人々の暮らす都市環境をデザインする事業です。
私たちの捉える「環境」とは、身の廻りのあらゆるスケールの「場」、あるいは、人ともの、人と人が相互に関わり合いながら暮らしていくための触媒そのものと捉えています。
行政や民間企業を取引先として、都市空間のデザインや活用、マネジメントの仕組みを包括的にコンサルティングし、また、そこに暮らす人たち自身が、まちとの新しい関わり方を見つけることや、前向きな参加を促す仕掛けづくりを得意としています。

②パブリックサービスデザイン事業

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公共DX領域を得意とする取締役の参画を契機に、2021年1月より「パブリックサービスデザイン事業」として自治体DXコンサルティング、アドバイザリー等を行っています。

世の中の潮流として、「DX」という言葉が至る所で使われていますが、公共セクターのDXはまだ十分進んでいるとは言えません。

私たちは、公共分野のDXにおいても、「市民や企業と行政など異なるセクターがともに取り組む」とことを大事にしています。その理由は、以下2点です。

①より暮らしの質を高める利便性の高い行政サービスを作っていくためには利用者のニーズに応えていくことが必要で、そのためには最初からきっちりと決めた仕様に基づいて開発を進めることは難しいということ。
②システムを作るだけでは不十分であり、それを暮らしに結びつくものとしていくためには、状況やニーズの変化に合わせて改善し続けることが必要ということ。
当社は行政と市民、企業の間に立ち、いわばDXの推進をファシリテートする存在として地域の変化を後押ししていきます。

具体的には、自治体とスタートアップの協働をコーディネートする業務や、自治体職員向けにDXの基礎や、従来の発想の転換を行うためのワークショップ等を含めた研修などを行っています。

4.ビジョン『まちにグルーヴを生み出す』

社名に含んでいる"Groove(グルーヴ)"。これは私たちがとても大事にしている感覚です。
Groove Designsは、まちと人に向き合っている会社です。
まちには多様な人が住んでおり、誰か一人の意志ではなく、様々な活動の集合体でできています。
だからこそ、まちは1人では変えられません。
様々な人同士のコミュニケーションが不可欠であり、そこに関わる人たちが、わくわくした気持ちでともにアクションしようと思えた時、まちは変わります。

私たちは、多様な人々が共通の問いや価値観を持って取り組むことで目に見えない熱気が生まれる瞬間=まちのGroove(ノリ)が生まれる時であると捉えています。
Grooveが伝播し、小さな渦が成長していくことでノリがドライブし、まちや人が点から面へと徐々に変わっていく、そんな経験を何度もしてきました。

Groove Designsという社名には、人とまちに寄り添い、前向きな気持ちで地域課題解決・価値創造に向かうノリをつくりだす存在でいたいという思いを込めています。
だからこそ、Groove Designsのビジョンは、『まちにグルーヴを生み出す』なのです。

5.ミッション『人とまちの関係性をデザインする』

個人的な話になるのですが、私が「まちづくり」を仕事にしたいと思うようになった大きなきっかけは、自分が生まれ育った地元が嫌いだったことでした。
ちっぽけな自分のような存在では、この置かれた環境をどうすることもできない、そんな諦めから、大学進学とともに地元を離れました。

そんな私にとって、進学先の大学に「自分のまちが好き」という同級生がたくさんいたことは、大きな衝撃でした。嬉しそうに、楽しそうに自分のまちを語る彼らが純粋にうらやましく思うと同時に、自分のルーツやアイデンティティを胸を張って語れないことに、居心地の悪さを感じました。
だからこそ、誰もが自分のまちに誇りと愛着を持てる世界をつくりたいと強く思いました。

社会人になって様々な世界に触れると、一般的には「まち」への関心が薄いということや、現代の生活スタイルのなかで地域との関係性を築くことの難しさにも直面しました。
誰もにとって一番身近な存在なのに、一方で心の距離が遠い「まち」。
なかなか自分ごとになれないのはなぜだろう?というところから、人とまちのインターフェースをデザインすること=「人とまちの関係性をデザインすること」が重要だと思い至りました。

5.これからどんな会社にしていきたいか?

私たちの会社では、都市計画ーまちづくりーコミュニティデザインー行政DXと、既存の分野に閉じない、領域横断プロジェクトに多数挑んでいます。

既存の領域・やりかただけでは、社会課題を解決できない時代に突入しています。だからこそ、様々なバックボーンや専門分野を持つチーム=コレクティブな組織でありたいと思っています。

2017年から2020年までは、ほとんど一人で事業を行っていましたが、「自分と全く違う人」とチームを組むことで、できることや仲間が加速度的に増え、イノベーションが起きるということを私自身がとても感じています。それもあり、現在は、メンバーが10名ちかくに増えるなど加速度的に変化していっています。

チームメンバーそれぞれの強みや才能を生かし、弱いところは補い合い、共通のビジョン・ミッションのもと事業を推進していきたいと考えています。

直近では、地域まちづくり×行政DXを強みを持つ弊社ならではの事業として、コミュニティエンゲージメントプラットフォームmy grooveの開発、提供に力をいれています。

これまでアナログベースでしか成立していなかったまちづくりへの参加・協働のあり方を変え、地域において行政、市民、企業などがパートナーとして地域課題解決や地域の活動に取り組む新たな方法論の確立を目指しています。

デジタルプラットフォームはあくまでツールです。ツールとしてのプラットフォームだけではなく、まちづくりへの解像度、多様な関係者とのコミュニケーション・ファシリテーションが重要です。
また、まちづくりのDXを進める事業を開発することは、自社のためだけでなく、これからのまちづくり関係者にとっても必要なことだと考えて取り組んでいます。

「まちづくり」という言葉は、広い意味をもって語られているため、スマートシティなどの切り口で、これまで「まち」を切り口としていなかった企業なども強い関心をもって参入してきています。
多様なプレイヤーがまちに関わっていくことは素晴らしいことです。一方で、そこで暮らす人々の実態に対する解像度が低い状態で、例えばテクノロジーなどの技術ありき議論になってしまうと、これまでそこで暮らしてきた人たちの思いを取り残してしまうこともあるのでは?という危機感を感じています。

こうした時代のなかで、これまで丁寧に地域とのコミュニケーションを進めてきたまちづくり業界のプランナーの役割や仕事も見直されていくべきではないか。また、テクノロジー活用等も含めた垣根を越えた連携、そしてその中で専門家としてのナレッジやスキルを更新していくことが必要ではないかと感じています。

6.採用について

ここまで読んでいただきありがとうございます!

上記のような状況のため、Groove Designsは今まさに第2創業期にはいっているといえます。
ぜひ、第2創業メンバーとしてジョインしませんか?ほぼゼロの状況から、事業をつくっていく体験をしたい人、新しい職域や仕事のあり方を切り開いて行きたい人、大歓迎です!
まずはカジュアル面談からでOKです!

正社員は大歓迎!ですが、いきなりフルコミットではなく、業務委託・副業からの参画もありですよ。(その場合は週2日以上〜)

2022年4月現在、2つのポジションを募集しています。
いずれのポジションもリモートワーク前提での募集となるため、全国の方が対象です。

新規事業my grooveの開発は、オンライン・オフラインを融合したハイブリッドなプロセスデザインをする仕事です。
様々な人とナレッジをシェアし、連携しながら進めているため、まちづくり界隈に留まらないネットワークづくりも進んでいます。

興味を持っていただけた方と、カジュアルにお話しする機会をもちながらはじめていければ嬉しく思います。

ぜひ気軽にご連絡ください!

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