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004.スコトーマ(盲点)について理解する

前回まででパフォーマンスを上げるには
コンフォートゾーンを維持することが大切だと言ってきました。

スコトーマについて

今回はスコトーマについて記載いたします。

あなたは腕時計していますか?

もし腕時計しているなら、見ないで今想像だけで絵を描いてみてください。

デザイン、数字の位置などなど。


・・・

はい!
では、確認してみてください。

毎日時間を確認して目に入っているにもかかわらず、正確にかけないですよね。


ちなみに何時何分でしたか?

憶えていますか?


正確には憶えていないと思います。


これを説明するために、

コンフォートゾーン、ホメオスタシスの次に

3つ目としてスコトーマについて話をします。

スコトーマという言葉を聴いたことはありますか?


スコトーマとは眼科医の用語で盲点という意味です。

心理学の用語でも使われ、心理的盲点、心理的スコトーマと言います。

人間は、自分が重要だと思うものしか見えないという事です。
人間、一度見たものは二度と見ない?!

人間は一度見たものは、もう二度と見ないです。

初対面の人の顔は見ていますが、二回目以降は顔を見ていないです。

下宿していて、久しぶりに実家に帰ってみて
モノの配置が変わっていても
気が付かないです。

なぜこのようなことが起きるのか?


人は記憶を利用して見ているからです。

つまり、わかったつもりってありますよね。


勉強してわかったつもりになって、
いざ説明してと言われても出来ない・・・。

それは、
記憶を利用して見ているから。

なぜこのようなことが怒るのでしょうか?!


人間のメカニズムについて説明します。

人間の脳というのは、他の動物に比べて発達していると思いますか?

Yes!


人間の脳は、成長して進化してきました。

では、人間の胃腸はどうでしょう?

人間の胃腸は豚と同じくらいと言われています。

それくらい、非効率な胃腸なのです。


生きていく中で、何もしなくてもエネルギー使いますよね。
身体を動かしても、頭を使ってもエネルギー使います。


すると、お腹空きますよね。

人間は生命を維持するためにエネルギーが必要です。

でも、人間の胃腸や消化器官は、非効率に出来ています。


脳に必要なエネルギーは?!


脳はエネルギーを使います。

エネルギー供給はどうやっているでしょうか?!

我々は食事でエネルギーを供給していますね。

でも、食べ過ぎると疲れて眠れなくなる事ありませんか?
非効率な胃腸のため、人間が食べられる量には限度があります。


なので、普段、人間の脳は3%も使えていないのです。


脳みそフルポテンシャルで遣ったら
変電所1基分くらいのエネルギーが必要と言われています。

脳を100%使おうとしたら、今の33倍食べれないといけないですが、
胃腸が非効率な為、エネルギーが入れられないのです。

なので、脳を古ポテンシャルで使って情報処理しようとすると
餓死すると言われています。

餓死しないために、スクリーニングシステムというのが働きます。

自分にとって重要な元と重要でないものを振り分けて
重要なものだけを情報処理するようになったのです。

だから、人間は目には入っていても、自分が重要だと思っているモノしか
情報処理しない
と言われています。

スクリーニングシステムというのが
自分にとって重要なモノを振り分ける仕組みだと説明しました。

そして一度見たものは二度と見ない
という事も人間の性質から理解できました。

自分にとって重要なものとは?

では、自分にとって重要なものってどのようにして決まるのでしょうか⁉


それが、
コンフォートゾーンです。

今まで自分が生きてきた中で
過去の記憶の中で、重要だと思うモノ

親の言葉、学校の先生の教育などの環境など

目で見て耳で聞いた情報の中から大切だと思う情報を選んで
コンフォートゾーンを形成してきました。

重要だと意識的に情報処理して、
そうでないものは二度と見ないように選択してきました。

今の自分というのは、今までの重要性で出来ているのです。


今見えている世界というのは、
今までと同じ生き方、コンフォートゾーン、
自分にとって重要だと思うもの、つまり自我そのものです。


コンフォートゾーンの外の世界は見えない、、、スコトーマになっているわけです。
だから、コンフォートゾーンの外に
目標を持ちましょうとか夢を持ちましょう
とか言います。

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