コーチング 人間の原理原則
※Mr.Coach Day2で学んだ内容から記事を作成しています
コーチングとは?
コーチングとは「本音のゴール(want to)に向けてエフィカシー(自己効力感)を転送すること」を言います!
※エフィカシー(自己効力感)とは、、、目標達成する能力を自らが持っていると信じること
本音のゴールとは?
「人生で絶対にこれをやりたい」「やらなければ後悔する」と思うこと。
本当は○○をやりたいけど、
お金や時間がないからできない。
周囲にどう思われるか不安だから、、、、
いろいろな言い訳が出てきて、本音のゴールは埋もれてしまっていることが多いと思います。
あるいは、
特にやりたいことがない
漠然と不安だけある
という思いがあるかもしれません!
でもそんな人にも、子供のころには夢があったり、過去や現状をいっさい考えないでやりたいことを考えたら、なにかしらやってみたいと思うことがあるんではないでしょうか?
コーチングは対話や質問を通して本音のゴールを引き出し、頭の中に出てくるあらゆるブロックを外し、エフィカシーを転送します!
人間の原理原則
人間の本能=「変わりたくない」
人間は本能でコンフォートゾーンから出ようとすると、ホメオスタシスが働いてもとある位置に戻ってしまうから変わらないのです。
例えば
「今年こそ夏までにダイエットを成功させてやる!」
「〇歳までに年収1000万円達成してやる!」
こういう目標を掲げた人たちも一時的に意識を変えても結局コンフォートゾーンに戻ってしまい大きな変化が起きません。それは人間の原理原則として至極当然であったのです。
では、どうすれば目標を達成することができるのか?
それは、コンフォートゾーンを未来に置くことです!
未来にコンフォートゾーンを置くことができれば、その未来に対してホメオスタシスが働くのでどんどん前進していくことができるというわけです!
コンフォートゾーンに未来側にずらすために何が必要かというと
現状の外側にゴールを設定することです!
現状の外側にゴールを設定
結論、ゴールがあるかないかで、コンフォートゾーンが未来に戻るか、過去に戻るか決まります。
アニメONE-PIECEのルフィのゴールは「海賊王に俺はなる!」です。
ルフィのコンフォートゾーンは海賊王に向かって生きている状態になります。強くなってからそのゴールを設定したわけではなく、何者でもない子供のころからそのゴールを設定しているから強くなっていったのです。
また、海賊王になる仲間には、世界一の剣豪がいて、世界一の航海士がいて優秀な医者がいて、、、、と仲間を集めていきました。
ルフィがコンフォートゾーンから離れるときは
敵に負けたり、困難で押しつぶされそうになった時
その時に「海賊王に向かって生きている状態」のコンフォートゾーンに戻る機能が働き、戦闘中に進化をしたり、現状を変えなければ海賊王になれないと修行をすることで倒せなかった敵を倒せるようになっていきます!
なぜ現状の外側にゴールを置くのか?
①いままでにないアイデアがでること
②達成率ではなく、成長率を獲得できる
例えば、営業マンで毎月300万売っていた人が、月350万円を売るというゴール設定が現状のゴール設定です。達成はするかもしれませんが成長したとしてもほんのわずかな成長です。
しかし、300万円売っていた人が月1000万円と売るという現状の外側のゴールを設定したら、どうでしょう?
目標が大幅に変わったことから、今までの売り方では間違いなく到達できなません。そのため、いつもより高いプランを販売したり、紹介が狙える企業を中心にアタックするなどが今までとは違った手法やアイデアが生まれてきます。達成しなかったとしても間違いなく350万円よりは大幅に成長できるはずです。
重要なことは達成は解釈で成長は事実ということ。
いままでにないアイデアがでることや事実である成長率を獲得できることから現状の外側にゴールを置くことが大事になります!
ビリーフシステムとRAS、スコトーマ
我々人間は景色を見たいように見ています!
例えば、友達の家へ遊びに行ったとして、玄関に生け花とバスケットボールと絵が飾ってあったとします。
バスケットボールをやっている人は、玄関に入ってまずバスケットボールが目に行き「バスケットボールやっているんですか?」と話になります。
花が好きな人は最初に生け花が目に行き、絵が好きな人にはまず絵が目に入ります。
自分にとって必要な情報のみが目に入り他の情報は認識しなくなるのです。
これは、視界に入っている情報から、その時に重要であるものを脳が無意識に判断して、それ以外の重要度の低い情報は見えないようにしているからです。
視界に入っている情報からビリーフシステムに基づいて、脳が無意識に見るものを判断して、スクリーニングする機能をRASといい、見えなくなっている部分は盲点になり、これをスコトーマ(心理的盲点)といいます。
人は同じ景色でも見たいように見ているだけなのです。
コーチングでは上記の機能を使うため、まず決断(ゴール設定)を先に促します。
ゴールが決まったらそれに必要な情報をRASによって集めるようになるからです。
コーチは質問や対話を通してスコトーマ(盲点)を気づかせる
まとめ
コーチングは「本音のゴール(want to)に向けてエフィカシーを転送すること」を言い、本音のゴールを設定することで人間の本能である変わりたくないという機能が未来に働き理想の自分へと無意識的に行動を変えていくことができる!
また、ゴールに必要な情報は集まるが、目に見えていない盲点が生じるので、そこをコーチングのアプローチを通して気づかせることで1人ではいけない現状の外側のゴールに到達することができるようになる!
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