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okanote
#2 三秋縋「三日間の幸福」
こんにちは、こんばんわ、グリムロです。
初めましての方は、#1自己紹介をご覧ください。
今回は、僕が読んだ小説の紹介をします。
それでは、どうぞ。
本の紹介
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作者:三秋縋(みあき すがる)
作品名:三日間の幸福
出版社:KADOKAWA
発売日:2013年12月25日
単行本:306ページ
内容:
寿命を買い取ってもらった。
一年につき、一万円で。
この本を購入した理由
帯の言葉とタイトルに釣られて買いました。
僕個人が、寿命のタイムリミットがある系に弱いだけかもしれませんが、、。
あらすじ
いなくなる人のこと、好きになっても、仕方ないんですけどね。
どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。
未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。
感想
最初は、なんだこのネチネチした主人公は!と、だんだんイライラしてくる様な主人公クスノキと、塩ではなく岩塩レベルのソルト対応のミヤビのあまり発展のない展開から幼馴染に会ったりと紆余曲折を経ていき、少しずつではあるが内容に肉付きがつきはじめ、ラスト3ページは一気に引き込まれました。
たまに、ん?これ意外と深くないか?と思わせてくれる主人公クスノキの発言も僕は案外好みでした。
自分の寿命が残り数ヶ月になったら何をするかというのも一緒に考えさせてくれる様な作品でした。
小説の他にもマンガ化(全3巻)もされているので機会があれば、ぜひ読んでみてください。
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