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「健康ギフト」


〜「お元気でね」のメッセージと共に〜

酒好きの友人が、最近肝臓を痛めてしまったと聞きました。そこでお見舞いを贈ろうと思いましたが、まさかお酒を贈るわけにもいかず、ヘルシー食品の詰め合わせを贈ったところ、お礼の電話があり「つまみだけでは物足りない」と言われてしまいました。きっと家では飲めないので外食に誘って欲しいということだと理解しました。

世界一長寿国の日本は、世界一健康願望が強く、特に健康食品の情報には敏感に反応します。きのこがいいと聞けばきのこに殺到し、ココアがいいと言われれば、店頭からココアが姿を消してしまいます。さらに、青魚などに含まれるオメガ3系脂肪酸などが体に良いと言われて、色々なサプリメントが開発されています。

だからギフトでも、ヘルシー食品には人気があります。ギフトの場合は、効き目があればそれに越したことはないのですが、たとえそれほど効き目がなくても「身体に良い」という効能書が「お元気で」というメッセージになります。
無責任に聞こえるかもしれませんが、相手が自分の健康を気遣ってくれているという喜びが、健康に良いのかもしれません。嬉しいギフトは、それだけで「健康ギフト」です。

〜科学的に証明されている?ギフトの効用〜

最近注目されている免疫細胞の一つであるNK(ナチュラル・キラー)細胞は、精神状態によって活性化したり、不活性化したりするそうです。
カラオケが好きな人は、目には見えませんが、歌った後にこの細胞が活性化しています。老婦人は、お化粧するだけで活性化することもわかっています。
でも逆にストレスがあるとNK細胞は働きが鈍ってしまい、病気に罹りやすくなるそうです。刺激がないのも、強すぎるのも、不活性化の原因となり、適度の嬉しい刺激がNK細胞を活性化して、ウイルスから私たちの身体を守ってくれるそうです。
「病は気から」と言いますが、ただの精神論ではなく科学的に証明されているようです。

健康を願わない人はいません。ですから相手の健康を願って贈るものなら、「健康食品」でなくても、有形無形どんなギフトにも「お元気でね」のメッセージがついています。その心がうまく伝わったら全て「健康ギフト」(※)になります。

贈り物は、まずいただくという行為が嬉しいし、いただいたモノも嬉しい。そして、モノが語りかけるメッセージが読み解けた時、心から嬉しくなります。

※免疫力を高めるためには(免疫力の高い人の特徴)

・バランスのいい食事をとっている人
・お酒を飲みすぎない人
・規則正しい生活をしている人
・十分な睡眠をとっている人
・湯船にゆっくりつかっている人
・適度に運動している人
・ストレスが少ない人
・よく笑う人
・たばこを吸わない人
・「健康ギフト」をたくさんする人(ギフト研究所推奨)


一般社団法人ギフト研究所
代表理事 山田晴久


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