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オーストラリア旅行の思い出 【 旅行話 】

今回の目的

1人で海外に行く人かっこいいなあ。なんてベタなことを夢を見る私はなかなか海外への一人旅は躊躇していた。
英語も喋れない。海外慣れもしていない。私は1人で海外旅行に行く自信はない。
国内旅行は全然行けるのにやはり言葉の壁を感じていた。
でも行ってみたら案外どうにかなるもんってことはもちろん分かっている。
そこで練習としてワーキングホリデー(略してワーホリ!)で海外に住んでいる友達のところへ訪問することを目的にオーストラリアへの旅行を決めた。


オーストラリア旅行に必要なもの

まず絶対必要なもの。それは観光ビザ!!!!!
これがなかったらどこで止められるんだろ?
日本の時点で注意されるのかな???

ネットで検索しながら取得方法を調べてETAというものに辿り着いた。(ETASともいうらしい)
ETAは簡単に言うと入国ビザをアプリで申請ができるものだった。

右がETA
左はよく使う翻訳アプリ

滞在先の住所、電話番号、自分のパスポート番号やらなんやらを入力し最後にカードで大体2000円くらいを払うことでビザを取得できた。
最後のカードの支払いがJCBでは何度やっても通らず結局VISAだとすんなり通った。
やはりカードは2枚あると安心だね。


オーストラリア飯

買い物より食べること優先な私はオーストラリアではあまりご飯は期待していなかったが、いざ旅行してみると野菜とフルーツがとっても美味しかった。シャインマスカットみたいな皮ごと食べれるぶどうや、家でワインを飲むときに人参やセロリを買って野菜スティック、かぼちゃなどはオーブンで焼くだけ。それだけで最高だった。
ケバブ屋さんでも日本では肉が多いけどシーフードケバブが美味しくエビも食べ応えのある大きさでなによりケバブ自体がめちゃくちゃ大きかった。さすが海外サイズ。
フレッシュ野菜ジュースもとても美味しく10分もしないうちに飲み切ってしまった。ちなみにサイズはスタバのグランデくらい。さすが海外サイズ。
暑い土地柄かジェラート屋さんやアサイーボール屋さんもたくさんあった。
ジェラートは日本のアイスだと食べた後胃もたれしかちな私でも『あれ?今食べたっけ?』というくらい後味が軽く美味しかった。
そして今回の旅で4回は食べたアサイー。今まで食べたことがなかったけど今回の旅でハマってしまった。知覚過敏な私の歯はキーーーンとなってしまうから本当は選ばないけど、暑い外で食べると体が冷えてちょうど良くなるスイーツ。

歯が痛い、うまい、さむい、あつい、痛い、さむい、うまい、あつい、うまい、うまい

そうこうしてる間に食べ終わる。最高。

長さが合ってないストロー


待ちに待った1人行動

1日だけ友達が仕事を休めず1人の日があった。朝車でビーチまで送ってもらい過ごすことにした。
とりあえずアチアチの浜辺にバスタオル(大)をひいてこなれ感を出す。まずはみんなどうやって海を楽しんでいるのか観察。波は高いうえに首がへし折れそうになるくらい打撃が強い。だけどみんな波が来るたびにジャンプをして波を楽しんだり猛者は自身がサーフィンのボードになったつもりなのか飛び込んで波に乗っている。
わたしはさすがに猛者にはなれないのでジャンプをしたり周りに馴染む努力をした。
結局2回ほど繰り返して満足し浜辺でみんなの真似をしてお昼寝しようとしたが、とにかく日差しが強い。サングラスをしてても眩しい。みんな本を読んだり寝てたりしているけど大丈夫なの?そしてなにより日焼けをしたくない私はずっと日焼け止めを塗り直していて全く馴染めていなかった。(結局この旅で60mlのアネッサを2本使い切った)
そそくさと荷物をまとめて影のある芝生へ移動しバスタオル(大)を引き直しそこでリラックスしていた。日本だと影に入ると寒かったりするけどオーストラリアは湿気もないのでとにかく快適!気がついたら寝ていた。
目が覚めたらYouTubeを見たりまたアサイー食べたり再び眠る。そうこうしていると3時間ほど経っていた。何時間でもいてしまう。

なにもしないって最高だ


1人映画

旅行に来ると大体美術館に行くので調べたところ近くにHOTAという野外音楽イベントができるステージや美術館、映画館などが併設された施設があった。美術館はその日は16時までらしく間に合わなかったので18時からの映画を見ることにした。もちのロン(死語)英語はわからないので予告を見てライトな内容のものを選んだ。窓口で携帯の画面を指さしで私これ見たいよーとカタコトで伝えて無事チケットを購入できた。
18時ちょっと過ぎに会場のドアが開く時間のゆるさ。この時間の流れさえ愛おしい。お客さんは私の他に4人ほど。人が多い映画館は苦手なのでちょうどいい人数だった。

見たのは『driveaway dolls』

ドライブアウェイ(車の配送)をしながらドライブ旅行をしている2人の女性ジェイミーとマリアンは、謎のスーツケースを巡ってギャングに追われるはめに。

Wikipedia


正直話の内容は2割くらいしかわからなかったけど
冒頭で人が殺されてしまうのでサスペンスかと思いきやレズビアン要素を面白おかしく表現しており英語がわからなくても楽しく見れる不思議な作品だった。
ちなみに日本では6月7日に公開らしいのできちんとそこで内容を確認しようと思う。

Filmarksの評価は2.9。ちょっと低め?


上映後ほくほくの気持ちでバスで帰ろうとしたが40分後のバスしかなく歩いて帰ってみることにした。
たけど海外の夜はとても怖かった。街灯も少なく治安の良いはずの場所も恐ろしく木の影から何か出てくるんじゃないかとビビりながら結局1時間ほど歩いたところで仕事終わりの友達があと6分で家に着く私を心配して少しの距離でも車で迎えにきてくれた。
映画を見た高揚感からの落差が凄すぎてめちゃくちゃ疲れた。

あとは日本に帰るだけ

帰りの飛行機は昼12時ごろブリスベン空港発だったので友達が車で送ってくれる予定が前日の夜になんと車がパンクしてしまい朝6時半に自分で電車に乗って空港まで行くことにした。
タッチパネルで切符を買おうとするが画面が昔のパソコンみたいに画質が荒く、液晶も分厚いのかタッチしても反応が悪く日本の製品の良さが恋しくなった。
結局買い方が分からず窓口に聞くとクレジットカードで改札を通れるという。
え?まじで?でも私のカードタッチ対応してないよ。と伝えると、なにかたくさん喋ってくれて(ここが聞き取れていたらよかった)窓口で切符を買うことになりレシートみたいなぺらぺらな紙を渡してくれた。
これで改札通ったらいいの?と聞くと『バスだよ』と言われた。
え?そうなん?いつの間にそんな話になったん?と思いながらバス停まで案内してもらい『770に乗ってね』と丁寧に教えてもらったのでバス停で待っていた。一応Googleマップでどのくらいの所要時間か見とこうと思っても私が乗るであろう770が1時間後の経路しか出てこない。もうアイムナーバス状態よ。
どきどきしながら、でも駅員さん(?)が案内してくれたし大丈夫。いやでも飛行機乗り遅れるはありえないでしょ。あ、バスきた!違うわこのバスじゃない。まだか!?を繰り返しているとなんと770がやってきて乗り込むと関西弁のカップルがまあまあの声量で喋っておりとても嬉しかった。関西弁ありがとう。
でもなんとなくこれ空港直行じゃない気がするなと思いどきどきしていると終点ぽいところに着くと全く知らない駅についた。
どこやねんここと思っていると関西弁カップルはどこかへ行ったのでまたアウェイ状態になったが案内人みたいな人がたくさんいたのが救いだった。とにかく私はブリスベン空港に行きたい!!と3人ほどに話しかけながら駅の中を進み、また窓口のお姉さんに私は追加で切符を買うのかと尋ねてレシートを見せるとどうやら買った時に電車の切符代も払っていたらしい。よくわからんねー。
なんやかんやで無事辿り着き飛行機に乗ることができた。優しく教えてくれた方に感謝。
改めてワーホリや留学で異国に暮らしている人がいかに荒波を乗り越えてきているかよく分かった。

日本に帰った後友達からLINEでその日は電車が動いてなかったらしいと教えてもらった。じゃあなんでカードで改札通れると言ったのか。謎が深まるだけだった。

やっぱり英語を喋りたい

今回の1人旅ではやっぱり英語を話せるととても楽しいなと感じた。最初からそんなことは分かっていたけどカフェでコーヒーを買ってもちょっとしたコミニュケーションを店員さんからとってくれても上手に返せないと悔しい!
そしてなによりコミニュケーションを取ることでお互いの国の素敵なところで繋がれるといいなとずっと思っている。日本に来た海外の方には困っていたら手を差し伸べてあげたいし(もちろん日本人にもね)日本に来てよかった!japanサイコー!となって帰ってほしい。
なかなか遠い道のりにはなるだろうけどこの努力は挑戦していきたい。

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