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誰かの死を悼むことはその人を愛すること

おはようございます。
こんにちは&こんばんは。

タロット鑑定師&ハンドメイド作家(現在、活動休止中)の「輝凛(きりん)」です。

本日は、私が2013年から管理をしているあるツイッターアカウントで毎年7月に行っている活動について、書かせてください。
占いとは全く関係はないのですが、「人の愛情」について、私が思うことを書きたいと思っています。

ですので、恋愛もそうですが、対人関係なども含めて、「気持ち」という側面で何かしらお悩みの方は参考になる部分があるかもしれませんので、お時間があればご一読ください(但し、長いですm(__)m)。

毎年7月12日と7月17日

2013年からこちらのツイッターアカウントの管理を行っています。
もう10年になるのですね…。我ながら驚いています。

私が中学3年生のときに知った、大好きなベーシスト。
元Xなどの、TAIJIさん。
彼は残念ながら2011年にサイパンで逝去しましたが、その死亡について不審点が多いことから、当時の内縁の妻の方が署名活動をされていました。
私は彼女が呼びかけた手伝いに立候補し、このアカウントを作ってSNS上で署名活動を知ってもらい、ご協力をお願いする取り組みをしていました。

その署名活動は現在は終了をしていますが、TAIJIさんの死亡について過去に署名活動が行われていたことなど、TAIJIさんの情報を少しでも知りたいファンの方が署名活動終了後にも出てくるのではないか、と感じたため、アカウントは残すことにしました。

また、このアカウントを少しでも多くの方々に見て頂けるよう、毎年7月12日のTAIJIさんのお誕生日と、ご命日の7月17日の両日、私はツイッターで可能な限りのお誕生日ツイートやご命日にTAIJIさんの偲ぶツイートを拾って、リツイートすることを続けています。
また、後日に両日のまとめサイトも作成しています。

嬉しいことに、この両日はTwitterのトレンドに「#TAIJI」が入ることが恐らく去年くらいから続いていて、以前、ファンだった方などもTAIJIさんを思い出してツイートをしてくださったりなど、今でも根強いTAIJIさんの人気や、ファンの方々の愛情を感じられる期間になっていると感じています。

葬想式の開催

また、株式会社むじょう様よりお声がけをいただき、TAIJIさんのご葬儀の代わりにと、「葬想式」のサービスの利用をご提案いただきました。

バンド活動をされているファンの方々は追悼イベントをする機会があります。
また、一部のファンの方はお墓の場所もご存じで、お墓参りに行かれている方もいらっしゃいます。

でも、同じファン同士で追悼の場を持てずにいるファンの方も多くいらっしゃるように感じているため、以前から「ファンの手でご葬儀はできないか」と考えていましたが、どのように開催すればいいのか、ずっと手探りでした。

そのような時に、追悼サイトを作成することが出来るサービスのご案内を頂き、使わせていただくことにしました。
昨年、思っていた以上のファンの方々にご利用いただけたこと、また、株式会社むじょうの前田様より「今までにない、温かいメッセージが集まった内容だった」と伺っていたこともあり、今年も開催することにいたしました。

また、前回(去年)は、追悼サイトは3日間限定でオープンされるものだったのですが、システム改良があり、別途希望を伝えていただければ、延長可能とのこと。
そのため、17日の祝日のみではなく、今週末の土日にもゆっくり参加ができるよう、また、利用を慎重に検討したい方もいらっしゃると思いましたので、24日(月)12:00(正午)までを会期として、設定頂きました。

2023年のTAIJIさんの葬想式の会場は以下のURLからご参列ください。

誰かの死を悼むことはその人を愛すること

また、個人的にはこの「葬想式」でのオプション利用は法的にグレーな気がしています。
それもあり「本当に何の貢献もできずに、サイトだけ使っていいのか」という悩みもあり、正直に前田様に相談したところ「無償でご利用いただいて構いません」とご快諾を頂きました。
また法的な部分については、別途顧問弁護士様に相談予定とのことです。

とはいえ、お気持ちは嬉しいながら、何だかモヤモヤしてしまい、株式会社むじょう様の他のサービスも確認してみました。

一都三県を対象にした「自宅葬のここ」

亡き父親へ父の日のメッセージを送れる「死んだ父の日展」

亡き母親へ父の日のメッセージを送れる「死んだ母の日展」

不定期開催、棺桶体験イベント「棺桶写真館」

どのサービスも、私が毎年、ファンの皆さんのTAIJIさんへのメッセージをリツイートしているときに感じるよう、とても愛情があふれるメッセージや体験記が掲載されていました。
皆様もぜひご覧ください。

また、自宅葬も「喪服なんて来たくない」「ペットも参列させたい」を叶えてくれるお葬式のように感じました。

株式会社むじょう様のサービス内容に触れて、また、毎年ツイッターに溢れるTAIJIさんへのメッセージを見て…。

その人の死を悼むことは、その人が「生きていた」ということを認めることであり、その人の存在を愛おしく思い、大事にすることなんだと、強く感じてとても温かい気持ちになりました。

悲しみの根源

このようなことから、折りを見て以下のようなツイートをしました。

私たちは、大切な人が亡くなったとき、そして、その人を思い出して悼むときに、なぜ悲しいのか。

それは、その人のことが本当に大好きだったから。
強い愛情を持っていたからだと思うんです。

日本では「泣いちゃダメだ」ですとか、悲しみや苦しみといったネガティブな感情を持つことはダメだ、のように思われがちです。

でも…。
TAIJIさんに対して悲しい感情を持つことは、本当にネガティブな感情なのでしょうか?
違うと思うんですよね。
直接的な接点がなくても、TAIJIさんが私たちの存在を知らなくても。
それでも真っ直ぐに哀悼の意を伝えられて、ずっとずっと心の中に大切な存在として「生き続けている」こと。
TAIJIさんの存在、命を丸ごと受け止めて愛しているからこそ、悲しい。
これのどこか「ネガティブ」なことなのでしょうか。
むしろ「ポジティブ」な感情だと思いませんか?

しかしながら…。
人の感情はただ「出てくるだけのもの」であって、その素直な感情に実は「良い」も「悪い」もないんです。
泣きたかったら泣けばいいし、怒りたかったら怒ればいい。
笑いたかったら笑えばいいし、喜びたかったら喜べばいい。
同じことなんです。

あえて「良い」「悪い」があるとしたら、「泣かれたらこっちの都合が悪いんだよね…」という、相手の都合なのかもしれませんよね…💦

また、普段は「泣いちゃダメ」とご自分のお気持ちを抑圧している場合、とても大切な人のご命日などを理由に、時には思い切り感情を出してみてもいいと思います。
亡くなった相手にいつまでも甘えさせてもらえばいいんです😊

目の前の相手や、命を大切にしていますか?

先述の通り、TAIJIさんは2011年7月17日にサンパンにて帰らぬ人となりました。
その死亡にも不審な点があったと言われています。

もちろん、多くの方がそのような特殊な亡くなり方をするわけではないです。
でも、現在の環境はどうでしょうか…?

全世界で新型コロナウイルスの感染はまだまだ続いていますし、そのデータは日本の場合、統計さえ取られていない様子です。
また、WHOにも今年の5月以降、感染者等は「0人」として報告されているようで、それをWHOも受け入れたことに対して、世界中の科学者が抗議をしているとも聞きました。

マスク着用を求めないようになってから、一気に感染拡大していることは日本以外の国の人達に大きく注目されているようで「日本に何が起きているんだ」と感心が寄せられているようです。

また、新型コロナウイルスでの超過死亡数もあり得ない数字になっているとのこと。
ただ、これらの数字が大きく報道されていないに過ぎません。

人類の歴史で、人口が大きく減っているタイミングで起きていることは「戦争」または「感染症の蔓延」です。

つまり私たちは今、簡単に命を落とすことが出来てしまう環境下で暮らしていることになっていることに、お気づきですか?

誰しも、命を落としやすい環境にいるのです。
戦争(なぜか防衛費が膨らんできていますよね…)、感染症のみならず、交通事故もあり得ますし、新型コロナウイルスに感染したことがきっかけで、別の疾患を発症する確率が上がるようだとも聞こえてきています。

亡くなってから、その人に対して哀悼の意を伝える前に。
亡くなる前に、お互いが元気なうちに、大切な人には気持ちを伝えるように心がけてください。

数年後に届く「タイムカプセル郵便」を使ってもいいかもしれません。

お誕生日、父の日や母の日。結婚記念日などに、メッセージを伝えてもいいかもしれません。
ツイッターの予約配信を使って、相手の誕生日や記念日を日時指定してもいいかもしれませんよね。

ご命日だから、哀悼の意を伝えるのではなくて。

私にとって、とても大切な人だから。
私が心から愛する人だから。
その人の存在が尊いからこそ、その人が生きていても亡くなっていても、言葉を届けるんだ。

このように想う気持ちが、本物の「愛情」だと思えた、2023年7月でした。
(まだ7月は残ってますが・笑)。

加えて。
軽はずみな判断や行動、物事の軽視の結果、大切な人を悲しみの淵に立たせないよう、十分に気をつけてください。

TAIJIさんのファンの皆様は、まだTAIJIさんのところに行くには早いかもしれません。
天国に来ることを、TAIJIさんは望んでいないかもしれません。
天国にいるTAIJIさんを悲しませないでくださいね😢

また、私は別のTAIJIさんに関係するアカウントも運営しています。
ここでは、タロット占いの仕事をしているスキルを活かし、毎年17日にタロットカードを引いて、そこから感じ取れるTAIJIさんからのメッセージをお届けしています。

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ツイッターはこちら。

ご興味がありましたら、見てみてくださいね😊

毎年美しい「愛」に気づかせてくださるTAIJIさんには、感謝しかありません。
あなたに出会えてよかったです💕

TAIJI

長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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