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アカペラの魅力について考えてみた

こんばんは。ヨウムです🐦
今回は、私の好きな音楽の1つであるアカペラの魅力について書いてみたいと思います。※YouTubeの動画を多く引用しているので、スマホの方はヘッドホン+Wi-Fi環境での閲覧をおすすめしますm(__)m

アカペラとは

アカペラという言葉そのものは多くの人に認知してもらっているかと思うのでさらっと。

ア・カペラ(イタリア語: a cappella)は、簡素化された教会音楽の様式のこと。また、そこから転じて、教会音楽に限らず声楽だけで合唱・重唱を行うこと、またはそのための楽曲全般を指す。(Wikipediaより)

要は、伴奏なしで歌うことです。ちなみにヨウムは中高生時代にテレビ番組のハモネプリーグをきっかけにアカペラに出会い、大学時代はアカペラサークルに打ち込んでいたぐらいアカペラが大好きです。

アカペラの魅力とは

では伴奏なしで歌うアカペラの魅力とは何か。これが考えてみると結構難しい…。もちろん、皆さんが知っている曲のアカペラカバーを紹介してその素晴らしさを伝えることはできます。でもそれはあくまでカバー曲。カバーした歌手の持ち味もオリジナルに加えられています。また、ハモる魅力を書き連ねることもできますがそれは多分アカペラでなくても楽しいことですし。笑

せっかくなら、同じ歌手が同じ曲を伴奏ある/なしで歌い分けているのを聴き比べながらあれこれ考えるのが理想なんですが、まあそんな歌手はなかなかいませんよね…

いました。笑

彼女たちは、こぶしファクトリー。ハロー!プロジェクト所属の女性アイドルグループです。さらに、ライブツアー等で先輩たちの曲や自分たちの曲をアカペラで披露しているのです!すごい!というわけで今回はこぶしファクトリーの曲(オリジナル/アカペラ)を聴き比べながら、アカペラの魅力について考えてみたいと思います。

こぶしファクトリーを聴き比べて考えてみた

まずオリジナルの曲がこちら。

そしてそのアカペラVer.がこちら。(人数は変わっちゃってますが💦)

聴き比べてみると、ヨウムはざっくりこんな感想を抱きました。

リズム:オリジナルは一定。アカペラはボイスパーカッションを中心に全員でリズムキープ。
メロディー:オリジナルは豪華。アカペラは声のみなので最小限。
ハーモニー:オリジナルは色んな声や楽器が重なり重厚。アカペラは人間の声だけだけど、その分繊細で美しい。

まとめるなら、原曲では何重にも重ねられている装飾をアカペラでは1つずつ削っていき、幹の部分を全面に押し出したアコースティックライブみたいなアレンジといった感じです。

また、別の曲を今度は逆の順番で聴き比べてみると、

当然ですが先ほどの感想の逆パターンとなり、アカペラで表現されていたリズム・メロディー・ハーモニーがオリジナルでは全てにおいてパワーアップ・豪華に装飾(置き換えられるのではなく)されていると感じました。

この差分こそが、ヨウム的アカペラの最大の魅力なのではないかと思います。リズム・メロディー・ハーモニーの全ての要素を人間の声だけでつかさどること。例えるならば、単色絵のような。華やかさや重ね塗りでが使えない分、絶妙な濃淡や細かな筆遣いが際立つというような。そんな引き算的な美しさがアカペラのもつ魅力ではないでしょうか(そしてその魅力にヨウムは惹かれているのかな?)。もちろん大人数でやるゴスペルのように華やかなアカペラもありますが、少なくともヨウムが好きなアカペラはこのような魅力にあふれた音楽であると言うことができるはず…!

うまくまとまったかはわかりませんが、今回はアカペラの魅力について考えてみました。このnoteを機に1人でも多くの人がアカペラに親しんでくれると嬉しいです。また、今回の考えはヨウム個人の嗜好であり、いろんな感想・ご意見があるかと思うので、もしちょっとひっかかった人がいましたら仕事の合間の息抜きにでも気軽にコメントしていただけると幸いです。

では、またどこかで。

余談ですが…

今回引用したこぶしファクトリーですが、なんと先日、2020年3月30日の東京ドームシティホールでのコンサートをもってグループ活動を終了し、解散することが発表されました。

実はヨウムはこの発表を見て初めてこぶしファクトリーを認知した1人(1羽)でした。いい曲いっぱいあったのでもっと早くに知りたかったなあ…。推しがいる皆さん、推しのことは念には念を入れて推しましょう。。。

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